誰かと繋がっている

たんぽぽ組の子どもたちの様子が変わってきました。

入園から3ヶ月、大好きなお母さんから離れて幼稚園というところで始まった新しい生活。

ドキドキがいっぱいでした。

[お母さんとバイバイなんかしたくなかったけど、

行きたくないって泣いたらお母さんが困った顔をするから、

やっぱり行かなきゃいけないのかなぁ・・・] 

きっとこんな気持ちを引きずりながら、幼稚園というところにやってきていたたんぽぽ組です。

そんな気持ちの子どもたちではありましたが、先生を中心に幾つかの集団になって、

幼稚園のそこここであそんでいました。

大きな集団になって群れてあそんでいるようにも見えましたが、

よく見ると繋がっているのは、先生と個々の子どもたち。

1対1の関係の集合体でした。

ところが最近の彼らは、3,4人(時にそれ以上)の仲間で群れています。

仲間同士のかわいい会話も聞こえてきます。

手をつないで歩いています。

一緒にいたい、あそびたい。そんな気持ちが伝わってくるような笑顔です。

“仲間っていい”は、愛隣幼稚園の生活の中で実感として味わってほしい経験のひとつです。

その始めの一歩が、子どもたちの笑顔から見てとれます。

しかしいつも幸せで、楽しくてというわけにはいかないのが“仲間”ってもんです。

怒ったり泣いたり笑ったり、人と出会い関係を創っていくことはたやすいことではありません。

大好きになったり、大嫌いになったりを繰り返しながら、

“それでもともだち”という関係を作っていきます。

やがて1人じゃない、仲間がいるってなんだかいい!このことを実感します。

この先長い人生のどこかで、人と繋がっていることで支えられることがある、

繋がっている誰かを支えることができる、

ちょっと長く生きている私たちはそんなことも知っています。

2010年の年明け。

エベレストに単独・無酸素で登頂、しかもこれをインターネットで生中継

という挑戦をした栗城史多という人のドキュメンタリーを見た方がいらっしゃるでしょうか。

私は昨年の夏ごろ、インターネットで彼のことを知りました。

単独・無酸素でエベレスト登頂に挑戦しようという人ですから、

≪自分の夢に一直線ちょっと堅物で孤独を愛するクライマー≫

というイメージが一般的でしょうか?

ところが彼は少し風変わりです。

彼を応援し繋がろうとしてくれる見ず知らずの仲間たちの夢を共有し、

それを自分の挑戦で叶えたい、

さらにその映像をインターネットで配信したいというのです。

山登りには邪魔な重い機材を自ら担ぎあげてです。

なんだかおもしろいことやってる、

そう思いながら挑戦の様子を伝えるブログをチェックしていました。

しかし、結局彼の挑戦は失敗に終わりました。

生か死か、極限状態の中での下山、

−このまま星の仲間に入れないだろうかと考え始めた―その彼の命をつなげたのは、

「生きてこそ!」とメッセージを送り続けた見ず知らずの彼に繋がる仲間たちでした。

彼の大きな挑戦を後押ししたのも、撤退の勇気を与えたのも彼に繋がる仲間たちでした。

自分を支えているのは彼に繋がる人たち、

それを知っているから彼は困難を覚悟で夢を共有したいと必死になれる。

自分はひとりぼっちだと思う時、私たちは前向きな思考がしにくくなります。

投げやりな気持ちになり、思考はどんどんネガティブになっていきます。

もう、救いはないかのように思うその時に、誰かと繋がっていてほしい、

そして絶望の淵に立つ人に繋がっていてくれる人であってほしい。

だから幼い時に“仲間はいい”と感じる経験をたくさんしたいと思います。

 

卒業生コーナー

7月といえば、幼稚園でのお泊まり(合宿)。

いろんな事あんまり覚えてないけど、それは覚えてるという人も多いはず。

今年の合宿は、7月8日〜9日

もちろん幼稚園でやります。

今年は≪寝台特急スタークローバー号の旅≫に出掛けることになりました。

今年もやっぱり盛り沢山の楽しい2日間になりそうです。

自分の合宿のこと、アルバム開いて思い出すのもいいかもしれませんね

さてさて、ホームページのリニューアルも少しずつ進んでいます。

デザインを担当してくださったお母さんの大変さが

打合せの回数を重ねるごとにヒシヒシと伝わってきます。

「業者さんに頼まずに、オリジナルで」なんて無謀な事なんだ、

申し訳ない気持ちもいっぱいです。

でも、少しずつ形になってくるものがとても素敵なので

なんとかこのまま進めていきたいと思います。

9月のリニューアルオープンを