木の実幼稚園

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木の実幼稚園の保育

木の実幼稚園の保育の4つの特徴

1、コーナー保育

園児がその日の遊びを選んで遊ぶことができます。教師は幼児が興味を持てる遊びを用意し、子ども達に経験させたいこと身につけさせたいことなどをその遊びに取り入れていきます。必ず教師の願いがそこに反映されなければなりません。
そこに行けば自分の好きな遊びができ、必要な道具や材料がそろっていて、いちいち教師に聞かなくても自由に使うことができる環境を整えておきます。
子どもの中に育つもの:主体性 考える力 協同性 工夫する力 考える力 創造力 意欲
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2、縦割り保育

異年齢が生活の中心です。年長児、年中児、年少児のクラス 2歳児、1歳児のクラス があります。
・年長児は最高学年として自信を持ち、年下の子ども達の面倒をよく見てくれています。
 お当番活動を通して責任感を持って積極的に自分の仕事をします。
・年中児、年少児は年長児の姿を見て年長児に対して憧れの気持ちを持ち、自分もより良くなろうという気持ちを持ちます。
子どもの中に育つもの:
やさしさ 大きくなることへの期待感 憧れ 偏見無く人と関われる 学年ごとの差を感じない 誰とでも仲良くなれる(信頼感)
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木の実幼稚園では縦割りクラスのことをファミリーと呼んでいます。家族の雰囲気を持ったクラスを作りたいからです。
ファミリー担任のローテーション
各ファミリーには担任の先生がいます。しかしファミリーの担任は1週間ごとにローテーションして換わります。要するに全員の先生が全員の子ども達と関わります。子ども達にとって先生は全員が子ども達の先生であり、先生にとって子ども達全員が担任として関わることができるのです。 しかし年齢別の担任は1年間固定して責任を持った関わりをしていきます。

3、森の幼稚園

木の実幼稚園野外研修施設 遊びの森キャンプ場で「森の幼稚園」
毎月2回、登園してすぐに遊びの森キャンプ場へ全員で出かけ、森で1日過ごして遊びます。
歩いて15分くらいの広大な森の中では様々な自然と触れ合うことができます。  
手作り遊具で色々な遊びに挑戦したり、色々な虫を見つけて捕まえたり、木に登ったり、草花や木の葉、木の枝を使って見立て遊びをしたり、沢ではサワガニを見つけたり、季節の木の実を取って食べたり、色々な遊びを創り出したり、探検に行ったり、森の中では自分で考えれば遊ぶことはいくらでもある。危険なこともあるけれど、子ども達は恐れずに挑戦することで危険に対する、認知能力や防御するための体の動きなどを自然に覚えていきます。
子ども中に育つもの:
考える力(思考力・創造力・知恵) 我慢する力(忍耐力) 工夫する力(想像力) やってみたいという意欲 挑戦する力 
感じる心(感性) 命の存在に気づいて大切にする力 自然への知識 興味関心 手足、足腰の強化 
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4、キリスト教保育

毎日行なわれる礼拝の中で、静かにイスに座って話しを聞く態度。怒鳴らずにきれいな声で歌を歌って常に神様から守られているという喜びを感じることでいつも感謝の気持ちを持つことの大切さを知ります。一定時間イスに座ってお話を聞くことの大切さを知ります。子ども達は神様、イエス様が大好きになり、誰も見ていなくてもいつも神様が見ていてくださるということを覚え、分け隔てなく人に関わり、正しい行動ができるようになります。
子どもの中に育つもの:感謝する心 人への信頼感 見えないものへの畏れ 思いやりの心 やさしさ
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●行事に対しての考え
木の実幼稚園では見せるための行事は行なっていません。子ども達は行事を楽しんでやることで面白いと感じ、面白いと思うことでもっとやってみたい。面白いから皆でやってみたいと主体的に思えるようになってきます。
 もちろん我慢したり、頑張らなければならないこと、協力をしなければならないこともたくさんあります。我慢することも頑張ることも、お互いに協力することも、自分が面白いと思えればできることなのです。社会へ出るための一歩です。なるべく子ども達自らがやってみたいと思えるような環境つくりからはじめます。
●自由に対しての考え
木の実幼稚園にはたくさん自由があります。遊びを選ぶ自由、考える自由、などなど、でも自由の意味とは、ある一定の規範意識の中で自分で考えて行動すること。とあります。自由だからといって人に対して迷惑をかけることや、遊んだら、「やりっぱなし」ではいけないのです。それは「自分勝手」といって自由とは違います。だから木の実の子ども達はだんだんと、自由の中には責任があり、人に迷惑をかけてはいけないことを覚えていくのです。
●認定こども園になって
2019年4月より幼保連携型認定こども園になりました。木の実幼稚園では開園時間を7:30分から18:30分に設定しました。この中で感じることは、この制度は働く親のための制度であるということ。もちろんこれは必要なことだと感じています。最長で11時間子どもが幼稚園で生活しているのです。その反面 国の働き方改革で大人が働く時間は8時間までと厳しく定められました。これもとても大切なことです。
 でも矛盾を感じるのです。子どもが11時間。大人は8時間・・・・・・・?
   皆さんはどう考えますか?
だから私たちは子どもさんを預かるとき、子ども達の心の寂しさ、心の苦しさに寄り添っていくことがより求められるようになってきました。(保育の質)でも私たち教師は子ども達の心の内を一生懸命理解し、その心に寄り添うことはできても、どんなに頑張っても、親の代わりはできません。子ども達にとって親が一番なのです。そしてお母さんが大好きなのです。そのことを決して忘れないでください。ご家庭でも子どもさんと接する時間が取れるとき、心から関わってください。仕事のことから気持ちを離して関わってください。親との信頼関係がしっかりとできている子どもたちはどこへ行ってもきっと大丈夫でしょう。なぜなら心の基地はお母さんなのです。

最後に
 木の実幼稚園の教師は全員で保育に対して共通理解を図っています。教師の個性もそれぞれで違います。でも保育に対する思いは一緒でなければなりません。そのことを肝に銘じて共通理解の機会を持っていきます。認定こども園になると、教師がそろって話しをするという時間が持てなくなります。でもあえて共通理解をするために、教師同士の話し合いの時間を大切にしています。 教師一人ひとりを信頼してください。
森でキャンプ
年長児が行なうノコギリとナタを使って竹の食器作りから始まる夏の1泊2日のキャンプ  非日常体験を楽しみます。
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ビオトープで命を発見
園から歩いて2~3分の棚田の中。大きな穴を掘って河から水を引き込みました。そしたらいつの間にか色々な虫や植物が入ってきました。昔の環境にすることで昔ながらの生物が入ってきました。ビオトープには命が一杯あふれている。子ども達は、虫や草花と遊びます。
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食と農を知る
畑に堆肥をまいて土つくりからはじめます。色々な野菜を作って収穫します。田んぼでは田植えから稲刈りをして収穫まで子ども達と一緒に体験します。そして収穫したら学期ごとのパーティーで食材として利用します。
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園舎案内

お絵かきコーナー
さまざまな大きさの画用紙に三原色の絵具やクレヨン、色鉛筆などを使って楽しい絵を描きます。優しい心が育ちます。
工作コーナー
あき箱など廃材工作で色々なものを作ります。想像力と工夫する力が育ちます。
ブロックコーナー
いろいろな種類のブロックがあります。創造性が育ちます。
木工コーナー
釘やのこぎりはもちろん電動糸のこでパズルつくり。集中力や忍耐力が育ちます。
図書コーナー
じゅうたんやお椅子に座って静かに絵本を読みます。絵本が大好きになります。
クッキーコーナー
みんなで楽しくクッキーつくり。全粒粉のおいしいクッキー。粉をこねて、型ぬきまで楽しく作ります。お料理大好き。
ままごとコーナー
台所セットやお茶セットなど思わずままごとをしてみたくなる仕掛けがいっぱい。着替えの衣装もたくさんあるのでお姫様やキャラクターになりきって遊ぶことができるたのしいコーナーです。
園庭コーナー
外で思いっきり体を動かしいて遊びます。 ツリーハウス(旧園庭)や総合遊具など みんな大好き。ビオトープ園庭や石積みのおうちなど身体と心を使って遊びます
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