園のことさらに
その5
新しい環境の工夫

(1)さらに進化したアスレチック遊具の紹介    ~創立60周年記念遊具~

 当園では、2011年に創立60周年を迎えました。創立記念遊具としてアスレチック側に新たな遊具の増設を致しました。新たな遊具は、屋外用トランポリンと吊り橋、そして八重桜の木に添って取り付けたツリーハウスです。

  山登りスロープを登るとツリーハウス・名称“鳥の巣”の入り口にたどり着きます。球状の鳥の巣は、籐でできていて、中は両サイドにベンチがあって休めるようになっています。風が通ってとても涼しく、心地よい空間です。そこを通り抜けると、ゆらゆら吊り橋がかかっています。吊り橋の先には、じょうごネットというじょうご型のネットがあり、ネットにつかまって飛び降りるとその下にあるトランポリンにたどり着けるようになっています。じょうごネットは、少し高さがあるので、飛び降りるのが怖い子は、また 鳥の巣を戻って、山登りスロープと並行してついているすべり台をおり、下の階段からトランポリンに行けるようになっています。トランポリンの下も、“秘密の近道”と名付け、迷路のようで、ほっとするベンチもありの、楽しい空間をつくりました。
  鳥の巣は、不思議な籐のおうち。中に入る子どもたちは、ワクワクした気持ちで入っていきます。吊り橋でスリルを味わい、トランポリンも「汗が出る!」と言いながら楽しそうに弾んでいます。

  既存のアスレチックと山登りスロープがつながり、より大きくなったアスレチックは、登ったり、降りたり、身体をくねらせたり、つかまったり、飛び降りたり、バランスをとったり、身体を回転させたり、スリルをあじわったり、よじ登ったり、隠れたり、ジャンプしたり、空想の世界に浸ったり、木々と戯れたり等々、様々な体験ができる場をさらに凝縮させた遊具となりました。
  子どもたちに、身体全部の運動機能と感覚を使って、森の中を探検するようなワクワクした気持ちでチャレンジしながら、身体と心を鍛えて欲しいと願いを込め、設計しました。

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(2)第二園庭“ふたつ山”

 園から歩いて1分の所に、都会の子どもたちの環境をより充実させたいという園長の強い願いのもと、新しく第二園庭(573.77㎡・174坪)を設けることができました。この第二園庭では、こちらの園庭ではできない動きや遊び、感覚が体験できることをねらいとして園庭の環境を工夫しました。

  中央に、二つの山を作り、その周りと間を8の字状に道路を作りました。その道路は、アップ、ダウンコースやガタガタ走れるジープやキックスクーター、ペダルなし自転車などを走らせたりできる変化を楽しめるロードになりました。
  中央のふたつの山やロードを囲む緑地ゾーンは、里山の自然に近い山桜やコナラ、山もみじの木々を植樹し、オオバコ、カラスノエンドウ、グミ、シロツメグサ、数珠玉など、身近にあって遊べる草も植え、また虫の住みかができるように枯れ枝を束ねて置いてみました。
  仏教園らしく、子どもたちを見守るお地蔵様も入口横に配置。遊び疲れた子どもたちが、心を落ちつけて手を合わせ、そっとお参りができるスポットも作りました。

  こうして“ふたつ山”は、大きく枝を広げた木々の間を気持ちよくドライブ感覚で乗り物を楽しめたり、脇の草でほっとして遊べたりと、まるで田舎のふる里に戻ったような感じのする温かな、癒しのある空間となりました。
  木々の間を抜けて、ふたつ山をそよぐ風は、子どもたちの頬を心地よくなでていきます。

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忍者山と忍者小屋が完成しました