情操 やさしさ、喜び、悲しみなどの心の豊かさを養う。
健康 体力を養い、共に衛生観念を育てる。
社会 社会の事柄に気付かせ、社会性を育てる。
自然言語 自然界、動物界への関心を高め、聞く姿勢を中心に言語生活の発達を助長する。
(3歳児から文字の学習)
音楽リズム 音楽リズム、多くの歌を覚え、色々な楽器を使ってリズムの表現を行い情操を豊かにする。
絵画制作 たくさんの絵を描いたり、いろいろな製作を通してその過程を大切にし、創造性を養う。

第一期(4月~6月)
  • 生活の流れをととのえ、基本的な習慣の芽生えを養う。
第二期(7月~9月)
  • 保育士への依存の欲求を満たして安定した人間関係の基礎を養う。
  • 身のまわりの音や色、動くものを見たり聞いたりして経験する。
第三期(10月~12月)
  • 活動しやすい環境をととのえ、歩行を目指していろいろな運動を十分にさせる。
第四期(1月~3月)
  • おもちゃや生活用具をいじり、外界に対する好奇心や興味を養う。
  • アーアー・ウーウーなどのなん語に応え、言葉の発達を助ける。
第一期(4月~6月)
  • 生活経験や遊びを通して自由な運動を十分にさせる事で運動機能を伸ばすよう養う。
  • 色々な関心を大切にし、それを満足させて知的な発達を助ける。
第二期(7月~9月)
  • 自分でしようとする気落ちの芽生えを養いながら、次第に基本的な習慣が身につくよう養う。
  • 保育士が話しかけたり、子どもが喋る事を促したりして言葉を使う機会を多くする。
第三期(10月~12月)
  • 遊びの中から子ども同士の触れ合いを経験させる。
  • 身近な音楽に親しみながら身体の動きを楽しませる。
第四期(1月~3月)
  • 保育士の話しかけや子どものおしゃべりを十分にさせ、言葉を使うことを楽しむようにする。
第一期(4月~6月)
  • 自分でしようとする気持ちを養いながら基本的な習慣が身につくよう養う。
  • 屋外あそびや道具で遊び、運動機能の発達をはかる。
第二期(7月~9月)
  • 保育士や遊具を通して友だちとのつながりを養う。
  • 問いかけや言葉かけを多くし、言葉に慣れさせる。
第三期(10月~12月)
  • 身のまわりの物や親しみのある植物、小動物を見たり触れたりして、それらに対する関心を育てる。
第四期(1月~3月)
  • 色々な素材を用いて遊ばせ表現する楽しさを育てる。
  • 生活や遊びの中で音楽に合わせて身体を動かすことができるように促す。
第一期(4月~6月)
  • 手をつないだり、列を作ったりなど簡単な集団遊びや歌遊びをする。
  • 自分の身のまわりの事は、大体自分でできるよう促す。
第二期(7月~9月)
  • 物の場所や危なくない使い方がわかり、約束を守ろうとする。
  • 身近な事物を触ったり、集めたりなど興味・関心が持てる心を養う。
第三期(10月~12月)
  • 周りに流されずに自分のしたい事をすることができる。
  • 自分の物、人の物、共同で使う物の区別がわかり始める。
  • 屋外あそびを進んでする。
第四期(1月~3月)
  • 手洗い、午睡、衣類調節などを面倒がったり嫌がることもあるが、しなければならないことを理解する。
  • 危険な物や場所には近づかなくなる。
第一期(4月~6月)
  • 健康や安全についての行動の必要(手洗い・うがい・衣類の調節・道具の扱いなど)が分かるようになり、やろうとする。
  • 集団遊びを通して友だちとのつながりを広げていけるよう促す。
第二期(7月~9月)
  • 季節の虫や、植物を見たり触ったりすることによって、それらに対する関心や愛情を育てる。
  • ごっこ遊びなどにより、身近な人や物への関心・興味・観察力が高まる。
第三期(10月~12月)
  • 友だちとの話し合いや挨拶、伝言などにより、正しい言葉使いに気づかせる。
第四期(1月~3月)
  • 創造する意欲や喜びを持たせながら、音楽や言語造形など色々な表現活動を楽しむ。
  • 集団生活の中で、思いやりの心、励ます心など、協調性を養う。
第一期(4月~6月)
  • 運動遊びの目標を目指してやりとげようとする心を養う。
  • 色々な場面を通して話す機会を多くし、見る態度と聞く態度を養う。
  • 生活経験の範囲を広げながら身近な社会現象や、自然現象に関心を持つ。
第二期(7月~9月)
  • 集団での遊びを通してグループの一員としての行動がとれるようになる。
  • 協調性が確立し、ぶつからずに遊びが展開できるよう養う。
  • ルールの必要性が分かるようになり、共通の目的に向かって協力できるよう促す。
第三期(10月~12月)
  • 自然に親しむ生活の中から疑問や問題を発見し、質問したり考えたりする心を養う。
  • 行事などを通して自分の役割を理解し、分担して取り組めるよう促す。
第四期(1月~3月)
  • 自分で工夫してやりとげようとする態度を養いながら、表現活動の喜びや美しい物に接する楽しさを育てる。
  • 自分たちで遊べるようなものを作り出したり、試したりする経験を豊かに与える。