小林広樹著
『新社会福祉法人会計基準による保育園仕訳例題400選』

*定価3,500円(税込) 〜チャイルド社より好評発売中〜
社会福祉法人立の保育園が、新しい社会福祉法人会計に則った会計処理を行う際、お手元に一冊あると便利な実務書。もっとも質問の多い日々の作業である会計仕訳を行う場合の勘定科目の選択・仕訳方法を、保育園の日々の取引などを想定し、400例題をつかって具体的に紹介。ぜひデスクの傍にどうぞ!/B5判 292ページ/定価 3,500円(本体3,333円)/ISBN4-925258-03-6 C2034/発行 チャイルド社

 
 平成12年4月から社会福祉法人会計基準による会計処理が可能になりましたが、社会福祉法人立の保育園も徐々に会計基準に移行を進めているようです。
 社会福祉法人会計基準の精神は、“法人単位の会計”“わかりやすい会計”“利用者等の関係者への情報公開に有効な会計”を特徴としていますが、実際はたいへんに難しいものです。決算書や試算表の見方はもとより、勘定科目の選択、資金収支計算書と事業活動収支計算書という2つの収支計算書が登場することにより、保育園で発生する経済取引を“資金収支取引”と“事業活動収支取引”及び“その他の取引”に区分しなければならず、専門家の目からも非常に複雑難解な会計基準といえます。
 しかし、時はたち、社会福祉法人や保育園にまつわる制度も刻々と変化しています。収入の大部分が運営費や補助金などの公費によっている保育園でも、規制改革の流れの中で、資金の弾力運用が推進されています。当然のことながら、会計処理にも影響を及ぼし、保育園会計を複雑にしている要因ともなっています。
 近年、研修会の講師として会計の話をする機会がありますが、その時に必ずお話しすることが、「研修会に何回参加しても、参考文献を何回読破しても、“実務の実践”にはかないません」ということです。ぜひとも勇気をもって新会計基準の実践をしていただきたいものです。
 さて、本書は、社会福祉法人会計基準の実践にあたって、もっとも質問の多い日々の作業である会計仕訳を行う場合の勘定科目の選択・仕訳の方法を、保育園の日々及び決算において発生する取引を想定して執筆しました。保育園が社会福祉法人会計基準によって会計処理を行う場合の、もっとも身近な実務書としてお役立ていただくことを願っています。
 なお、本書の執筆にあたっては、株式会社チャイルド社のコンピュータ部、特に開発課の皆様に多大な協力をいただいたことを感謝いたします。

 平成16年2月

小林会計事務所
税理士 小林 広樹

 

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