社会福祉法人 紫原福祉会
つくし保育園
苦情相談について

令和5年度 苦情相談件数 6件
令和4年 苦情相談件数 1件

令和5年度  苦情相談件数 6件

2023/6/30 発熱時の連絡について

 6月30日夕方18時30分ごろ、A保護者より電話で連絡があり、今日お迎えに行った際に発熱と言われ、どうにか病院受診の予約が出来たが、お帳面にも16時50分の時点で37度8分と記載しているし、明日は保育参観なのに、どうして早く連絡がなかったのかとのこと。
 保育園では、38度以上でお迎えの連絡をすることになっており、37度5分から38度の間の場合は、子どもの体調に応じて、連絡するかしないかを判断することになっている。
 17時30分のお迎えの際に、保育士が16時30分時点の37度5分を保護者にお伝えしており、16時50分の37度8分の情報は担任がお帳面に記載していたが、対応した保育士は口頭で伝えていなかった。
 担任は、本児童の発熱以外の体調は良好な様子であり、17時30分にお迎えの予定であったことから、お迎えの際に発熱の状況をお伝えすることにしたとの事だった。

 職員間での情報の伝達に不備があったことを謝罪し、翌日に行事がある場合には特に早めに電話で状況をお伝えしていくことを説明する。

 送迎時の情報の伝達については、担任等から引継ぎができるように連絡事項をメモで渡すことや、情報を最新のものに書き換えておくことを職員会議で周知した。
 また、発熱時の連絡について、37度7分程度で発熱の電話連絡をした場合に、保護者より帰宅後の体温が36度台だったと言われる事例が多数あることから、子どもの体調をよく観察することを再度確認する。
 ただし、保育園等の行事が近い場合や重篤化しやすい0・1歳児については早めに体調の連絡を行うようにすることを確認した。
 

2023/8/3 職員のマスク着用について

 8/3文章でご意見を頂く。全国的にマスクの着用が緩和されてきているが、子どもの感染症は増えているとの報告がある。実際にヘルパンギーナ、RSウイルス、インフルエンザで休んでいる子どもが多い。
 小さい子どもと接する保育士には、新型コロナウイルス感染症だけでなく、他の感染症から子ども達を守る意味でも、感染症が流行っている時期などには、職員間で統一してマスクの着用を行って欲しい。

 5月より新型コロナウイルス感染症が5類になったこと、マスクの着用により子ども達へ顔の表情や口の動きが伝わりにくいとの意見もあり、職員のマスク着用は各自の判断によるものとしていた。
 ただし、ご指摘の通り、保育園では新型コロナウイする以外にも、様々な感染症の可能性があり、3歳未満児では重篤化することも考えられる。
 このことから、令和5年度については保育園では全職員がマスクの着用を行うこととし、熱中症対策の為、屋外ではマスクの着用は行わなくても良いことを確認する。
 なお、次年度以降は、感染症や子ども達の成長などの状況を見て判断をする。


2023/11/21 登園許可証の提出について

 11月21日17時ごろ、B保護者が職員室に来られ、病院で登園許可証を書いてもらうために病院を再受診することについて、体力が弱っており2次感染の恐れがあるので病院を再受診したくない、登園許可証の提出が法的に必要ないのであれば、登園許可証を提出する制度をどうにかして欲しいとのことだった。
 
 インフルエンザ等の感染症が増えている11月の状況下で、急に登園許可証の取り扱いをやめることは難しいが、何度も病院受診を行うことへの負担や2次感染のリスクなどを考えて、良い運用ができるように検討することを伝える。

 後日、嘱託医の先生の意見をもらい、職員会議で検討を行った。感染症の登園自粛期間を医師の指導によりしっかりお休み頂くことを前提として、登園許可証の様式を変更し、病院名や医師の指示した登園自粛期間を保護者が記載して登園初日に提出してもらう方法で病後の管理を行うことにした。保護者へ令和6年1月1日より新様式を運用することを周知し、新しい運用を始めることになった。


2023/12/15 保護者の送迎の連絡について

 12月15日夕方、登園降園システムでC保護者が本児童のお迎え予定になっていたが、職場の方が来たため、保護者に連絡をして引き渡しを行う。
 12月18日夕方、C保護者が本児童のお迎え予定になっていたが、親戚の方が来たため、保護者に連絡をして引き渡しを行う。
 連絡した際に、保護者より、なぜ何度も確認の連絡が必要なのか、親戚ははじめてのお迎えではないのになぜ確認の連絡が必要なのかと言われる。

 今回は、お迎えの変更の連絡がなかったため電話をしていることを伝える。
 これまでに、他の家庭の事例で、欠席している園児を、保護者の親戚という方がお迎えに来る事例、お迎え予定時間を過ぎてもお迎えが来ず、保護者に連絡したところ、夫婦でお互いがお迎えに行ったと思っていて連絡が入るまでお迎えに行っていないことに気づかなかった事例、他の保護者が一緒に連れて帰ると言ってお迎えに来られる事例などがあり、お迎え予定者の変更やお迎え予定時間の変更の連絡がない場合、他の園児の保護者にお迎えをお願いした場合には、保育園に連絡をしてもらうように話をしていること、保育園で確認が取れていない場合には連絡があることを伝える。


2024/3/7 @園外保育や公園での活動を増やしてほしい
       A保育参観や写真の掲載を増やしてほしい

 3月7日付けで、文章で意見がある。
 @昨今、散歩中に事故に巻き込まれるニュースがあり、園外活動が保育士の負担になっていると思うが、令和5年度は3月の遠足でようやく園外に出れたと感じている。今回、3月の遠足が動物園から公園に急遽変更になったが、あと1・2回遠足が別であれば、動物園から変更になっても落胆が少なかったのではないか、また、公園への散歩も増やしてほしいとのこと。
 A以前いた保育園では、保育の様子の写真を保育室の入り口などに貼っていた。保育参観もあり15分程度普段の様子を見せてもらっていた。普段の様子が知りたいので、保育参観や写真を張り出すなどしてほしい。園だよりで使っている以外にも写真はたくさん撮っているのではないかとのこと。

 @令和5年度は親子遠足がなかったため、年長組以外は遠足などの園外保育が1回だった。また、1歳児クラスは園庭遊びの回数が少なく、保育園の周辺や公園へのお散歩もなかった。
 職員会議をして、クラスにより園庭遊びやお散歩に偏りがないか、園庭遊びなどをするとき、他の職員の協力をもらうようにすること、令和6年度は10月に親子遠足を計画することなどを話し合った。
 A保育参観を増やすことについては、令和5年度は2歳以上児クラスでは親子製作、0歳児クラス・1歳児クラスでは、運動会ごっこ・発表会ごっこの活動を保育参観日としていた。
 職員会議では、令和6年度より、保育参観を2歳以上児クラスは3日間開催し、普段の保育を診てもらう活動に変えること、0・1歳児はこれまで通り、運動会ごっこ・発表会ごっこを保育参観として行うことを確認した。
 また、新型コロナウイルス感染症の流行以来、毎月のお誕生会で保護者が園児と一緒に給食を食べる活動が中止となっていたため、令和6年度より年長組さんについては、お誕生会の日に給食を一緒に食べる活動を再開することにした。
 なお、玄関で送迎をする保育園も多い中、つくし保育園では朝夕の送迎時に保護者に園内や保育室内へ入ってもらっているため、閉鎖的ではないと考えているが、普段の様子がより感じられるような取り組みが出来ないか、これからも考えていきたい。
 写真の張り出しについては、クラスだよりにも写真は掲載しているが、各クラスの保育の活動や保育園行事の写真などの掲載などは、出来る範囲で行って行くことを話し合った。


2024/3/23 噛みつき・ひっかきについて

 3月26日夕方、本児童が他児が遊んでいるところに近づき、髪を引っ張られた。その後すぐD保護者がお迎えに来られ、この前も噛みつきがあって傷が治っていない、こんなに年な保育士ばかりで子ども達が見られるのか、この前は園長に喧嘩も必要と言われたと話される。
 
 噛みつきや髪を引っ張られることが続いたことを謝罪する。喧嘩も必要と言ったことについては、言葉が未成熟な時期に、ひっかきや噛みつく動きで快不快を表現することがある。気持ちを表出できるようになったということであり、他児との関わり方を学ぶ時期に見られる行動であることを伝えたかったと説明する。
 また、保育室内での職員の動きについては、職員会議で話し会っていくことを伝える。

 職員会議では、保育士の立ち位置や視線の配り方を話し合い、園児の様子や姿に関する情報を職員間で共有することを確認する。
 経験の長い職員が多くなってきているが、ベテランの先生方のサポートがあってこそ保育園が運営できていることから、人生や就業の経験が長いことに誇りを持ち、若い職員と協力して保育に取り組んで欲しいことを話し合った。
 
令和4年度  苦情相談件数 1件

2023/1/12 連絡帳の記載について

 1月11日午前9時頃1歳児のT君が、Iちゃんを抱っこしバランスを崩して、一緒に倒れIちゃんが後頭部を床で強打した。Iちゃんの反応が悪く救急車を要請し、病院で医師に診てもらう。その間Iちゃんの保護者に連絡し、病院に来てもらう。
 医師より脳震盪であるとの診断があり、保護者と一緒に帰宅した。
 担任は、保護者に連絡し、家での様子を確認する。11日の夕方、担任は保護者と直接会うことができ、痛い思いをさせたこと、ご心配をおかけしたことを謝罪する。
 12日Iちゃんの連絡帳に、担任が記入した文章について、指摘があった。
 Iちゃんの将来を奪っていたかもしれないのに、文章の最後に「にっこりマーク」をなぜ書くことができるのか。保育園ではどういう指導になっているのかといった内容であった。
 12日の昼頃、園長が保護者に連絡し、事故が発生してしまったこと、不適切な文章であったことを謝罪した。
 保護者より、1歳児同士が普段から抱っこすることがあるのか確認があり、朝の送迎時間に5歳児が1歳児を抱っこしていたのを見て、1歳児同士で真似をした偶発的な事故であったことを説明し、事故が防げなかったことを改めて謝罪する。
 保護者は、事故後に、救急車を呼ぶなど早めの対応をしていただいて感謝していると話されていたが、連絡帳文章の緊張感のなさに納得できなかったとのことだった。
 園長は、連絡帳に不適切なマークを使い、不誠実であったことを謝罪する。連絡帳の記入の仕方について、指導していくことを説明して、納得して頂いた。
 連絡帳は、家族との連絡ツールであるため、「にっこりマーク」など絵文字の使用はしないこと、事故が発生した場合は、保育園での様子や状況を記載することを確認した。
 また、同様の事故の防止のために、1歳児・2歳児の部屋にマットを敷く対応を行った。

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