|
|
|
|
|
令和6年度 苦情相談件数 5件
2024/04/10 降園時の園長の対応について
4月10日夕方18時ごろ5歳児のRさんを保護者がお迎え来て保育室内で話をしている際に、Rさんが一人で保育室を出て1階ホールで小学生の兄と遊び始めた。その後、Rさんが一人で玄関の鍵を開けて園外に出て行こうとしたので、気づいた園長が玄関に行って大きな声で注意したが、そのよう注意の仕方では理解できないと保護者が職員室に言いに来られる。 4月は環境の変化が多くR君が落ち着きがない時期なのに今回の件で不安定になっているとの事で、Rさんの特性を考えて欲しかったとのことだった。 環境の変化が大きく、落ち着きがない時期など、その子どもに応じた対応をする必要があったが出来ておらず、大きな声で子どもや保護者を驚かせてしまったことを謝罪し、後日、他の保護者に降園時のことを文章で周知し、育児セミナーの後に説明を行った。 本件について職員会議を行い、環境の変化が大きく、落ち着きがない時期など、その子どもに応じた対応をする必要があったが出来ていなかったこと、困難な事例は一人で対応せず、職員間で情報を共有し、チームで関わっていくことが必要であることを確認し、今後も園内研修や勉強会で学びを深めて行くことを確認した。
2024/4/16 個人情報の取り扱いについて
保護者Aが子どもの在籍証明書の作成を依頼しに事務所に来られ、記入の仕方について確認した際に、同じ職場の他の児童Bの在籍証明書を一緒に見て確認を行った。 後日、児童Bの保護者Bより在籍証明書を保護者Aに見せるのは、個人情報の管理が出来てないのではないかと話がある。 保育園では児童票や証明書類など個人情報を多く扱っており、今回のように他の保護者に見せることは、個人情報の管理が出来ていなかったことを謝罪する。 本件について職員会議を行い、個人情報の管理については児童票や名簿、証明書や記録類の管理を厳重に行い、他の保護者に見せたり、写しを渡したりしないことを確認した。
2024/4/19 保育園が配布した文章の内容と個人面談について
保護者Aより、保育園が配布した文章について、保護者の理解が得られているのか確認があり、対象の保護者と面談を予定があることを伝え、面談に同席をしたいとの要望もあったが、他の保護者の同席は行っていないことを伝える。 これらの対応について、丁寧な対応が出来ていないことについて謝罪を行った。
本件について職員会議を行い、保護者の意見について丁寧な対応が必要だったこと、様々な事例や課題について職員会議や職員の個人面談を行い、必要な情報を共有し、チームで問題解決が行える体制づくりに努めていくことを確認した。
2024/12/5 保育室の配置について
保護者Cが降園のお迎えの際に、お昼寝をしている保育室内に職員がおらず、隣接する保育室の複数の職員が誰も引き渡しの準備や挨拶に来なかったことをについて、保育室内の職員配置や管理が出来ているのかと話がある。 職員に状況を確認したところ、当該保育室の3名の職員は、掃除や掃除用具を取りに行くために部屋を出ているが、部屋のドアを開けたままにして行くことを隣のクラスの職員に伝えただけで、保育室内の状況や引き渡しのことについては伝えておらず、お迎えに来た際にも誰も対応出来ていなかった。
本件について職員会議を行い、保育室内から出る際には交代の協力をもらう場面ではしっかり伝えることや、お迎えやある場合には引き続きを行うこと、日常の清掃や作業がある場合でも、クラスの状況に応じて優先順位を考えて行うことについて話し合った。 職員間のコミュニケーション不足や伝達不足、不注意や慢心などが思わぬ事故やトラブルに繋がることについて確認し、保育中の危機意識や優先事項など、気づいたことを今後も職員会議で取り上げて話し合いや周知を行っていくことを確認した。
2025/3/21 職員の対応について
3月21日の夕方、この日に年長組に入っていた職員Aより体調が悪いと連絡があり、代わりの職員2名が職員室から駆けつけたところ、園児より当日の職員Aの異常な行動について話があり、状況を確認したところ、職員Aの物を投げるなどの行為が確認された。 職員会議を行い、聞き取りや詳しい状況の確認、今後の対応について話し合い、後日に年長組の保護者説明会を行った。 保護者から子ども達へのケアを今後行って欲しいと要望があったことについては、職員会議を行い職員の配置を工夫したり、今までに携わった方との給食会やキャラクター訪問による卒園記念品の贈呈などのミニイベントの開催を行うなど、卒園までの数日を元気に登園できる様に取り組みを行い、卒園後は入学式への出席や運動会訪問を行った。
本件については職員会議で、担任ではない保育士が1人の場面での出来事であったことについても話し合い、保育園では休憩の際の交代や活動時間の複数配置は実施していたが、人手が必要な時間帯や困難な場面で駆け付ける体制を整えることも必要であること、園内研修で普段の保育の振り返りや、子どもの人権や不適切保育について学ぶ機会を取り入れることを確認した。
|
|
|
|
|
|
|