社会福祉法人高陵児童福祉会　野村保育園

一人一人の子どもの生活のリズムを大切にしながら、よく食べ、よく遊び、よく眠るよう天気の良い日には、散歩や外気浴をし、十分に身体を動かして生活の安定を図っています。

乳児は身体機能の未熟性が強く、病気にかかりやすいので、一人一人の子どもの状態を観察したり、衛生面などに配慮しています。
また、マザーウォーターを使い、部屋の空気を除菌し、安全で清潔な保育室で過ごしています。

連絡帳で保育園での子どもの様子や活動を知らせたり、登降園時に保護者と家庭での生活などを話し、連携をとりながら保育士の信頼関係を作れるようにしています。
一人一人の子どもの発達、成長を把握して、規則正しい食事や生活リズムが身につくよう配慮しています。

身の回りの物に興味を示し、物の名前を覚えたり、物事がわかってくるこの時期。子ども達が興味を持てるよう遊具をたくさん用意しています。
また、いろいろな感触を味わえる遊びも積極的に取り入れることで、五感を使い楽しく遊んでいます。

日々の生活リズムや活動を繰り返す中で、生活の基礎を培い、興味や関心を持たせたり、安心して楽しく過ごせるようにしています。
また、自分でしようとする意欲を大切に受け止め、援助したり、見守ったり、褒めたりして自信を持たせるようにしています。

季節の食べ物を見たり、触れたり、食べたりして興味、関心を持たせています。
また、フォークから箸に移行し、持ち方や食べ方のマナーを知り、少しでも習慣が付くようにと日々、言葉がけをしています。
自分で、一口でも食べようとする意欲を持たせ、友達と一緒に楽しく食べる喜びを味わわせています。

１クラス少人数で、ゆったりと関わっています。様々な遊具で遊び、園庭の草花や散歩を通して自然や社会に親しんでいます。日々、安心、安全はもとより、子ども達の思いを十分理解し、共感していく保育をすすめています。

自分で給食を配膳するセルフランチや、好きなおやつを選ぶおやつセレクトをし、食べることを楽しんでいます。食事中では、親しんでいる曲をかけ、食事のマナーや正しい箸の持ち方も知らせ、楽しい雰囲気作りをしています。

基本的な食生活を身に付け、食べ物や健康について興味を持ち、友達と一緒に楽しく食事をしたり、様々な物を食べる楽しさを味わえるようにしています。
セルフランチを通し、自分の適量も分かるようになります。トングを使って、上手に盛りつけたり、配膳したりし、楽しんでいます。

運動、製作、表現など、いろいろな遊びに興味津々な子ども達。
運動会、作品展、生活発表会への取り組みにも積極的な姿が見られます。様々な行事の意味や内容がわかり、期待感を持って参加しています。

小学校へのスムーズな移行を意識して、食事の食べ始める時間や要する時間を考慮しています。
また、子どもの行動範囲や活動が活発になり、体操教室やミニハイキングを通して、体力の向上や素早さ、バランス、瞬発力などを養ったり、季節感を感じさせながら気分転換も図っています。

伝統的な行事や園行事だけでなく、園外に出て参加する行事も多くなり、その中で、子ども達が中心となって行事を進めていく機会も増えていきます。様々な体験を通して、友達と協力し、やり遂げる事で、充実感や自信を持つことができ、生活や行動の励みとなり、いっそう自立心も高まっていきます。