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在園児用:ダウンロード書類一覧

在園児を対象とした「れんらくアプリ」

当園では、園との連絡を安心・快適に行うため、「れんらくアプリ」を導入しています。

園長先生の巻頭言 8月号『褒めること、しかること』

 褒め方以上に難しいのは、叱り方だと思います。
叱り方の一番の基本は、子どもの人格を傷つけたりしないこと、また否定したりする言い方をしないことです。

「また、あなたなのね」、「どうしてあんたは、こうなの」などという表現は禁物です。
こうした言葉を繰り返していると、本当にダメな子どもになってしまいます。
子どもがやってしまった事実だけを、叱りましょう。

 子どもは良くも悪くも、あの子はこういう子ども、というラベルを貼られると、そのラベルにあった子どもになってしまいがちです。
こうした現象を大学では、「ラベリング」と言っています。

 例えてお話しますと、悪玉役のラベルを貼られた子どもは、その後も悪玉役をするようになります。ひょうきん者というラベルを貼られた子どもは、ひょうきん者というまわりからの期待を裏切らないように、周囲に笑いを振りまこうとします。

『男はつらいよ』シリーズで活躍した寅さんこと渥美清さんは幼い少年のころ、授業中に必ず一度はみんなを笑わせる場をつくっていたそうです。

先生自身も疲れた時などに渥美清さんの方を向く、するとクラスのみんなも彼の顔をのぞき込む。
すると渥美清さんがあの顔でにっこり笑うと、なぜかクラスの中に笑いが生まれ、みんな元気を取り戻して授業に身が入ったそうです。

渥美少年は成人してから俳優として寅さん役を演じながら、一年に二度、お盆と正月に私達を笑いで元気づけてくれました。

 「だめね」、「またおまえか」、「どっちみち、おまえなんかにはできはしないよ」などという表現は絶対言ってはならないマイナスのラベリングです。

プラスのラベリングは、「初めて拍手」です。初めての留守番ができた、初めて着替えができた、初めてコマを回せた、初めて皆勤賞をもらった、初めて縄跳びができた、思いっきり抱きしめて褒めて下さい。

 毎日の保育の中でゆっくりとしかもしっかりといろんなことを体験していく。
幼稚園の日々の保育の中で、自主性をもった子どもに育てていきたいという目標をもって保育者達は保育に取り組んでいます。
自分で考え、判断し、夢を持って行動できる子どもの成長を推し進めたいものです。

 長い夏休み、楽しく過ごし、きれいな言葉を使いましょう。