新着情報

在園児を対象とした「れんらくアプリ」

当園では、園との連絡を安心・快適に行うため、「れんらくアプリ」を導入しています。

園長先生の巻頭言 7月号『手間ひまをかける』

 NHKのBS放送で、「いっぴん」という番組があります。
職人さんが手間ひまかけて工芸品を作っていきます。
自分に与えられた貴重な時間を、その作品に時間をかけて、また魂を惜しまず注ぎ込む姿にいつも感動させられます。

現代社会はかくも「合理性」とか「生産性」を重んじすぎるように思います。
昔は、「手間ひまかけ、真心込めたか」「手抜きしてないか」という事をとても大事にしていました。

手間というのはあるときは無駄な仕事をやるわけです。
御祝儀を渡す際の熨斗袋は、包むのもほどくのも手間がかかります。ですから、最初からお礼を渡したらずいぶん楽なのではないかと思うかもしれません。しかし、あのように手間をかけて気持ちを形に表すことにこそ意味があります。

例えば、神様にささげるお供物は「おそなえもの」と訓(よ)みます。「そなえる」には備や供の漢字が当てられますが大和(やまと)言葉は両方とも同じ訓(よ)みです。
つまり、予め用意するという意味だと思います。

手間をかけて準備するものこそ神様仏様に通じる考えという事ができます。
現代の人にとっては面倒なことかもしれません。

しかし、時間というものは自然そのものであって、どんな人もそれに逆らえないからこそ、そうした時間を神様のため、大切な人の為に思いを込めて少しだけ割くのだと思います。神様が、私たちに教えてくださっている大切なことの一つです。

 毎日毎日の子ども達の登園に際し、徒歩通園のお子さんもバス通園のお子さん達もとてもいい表情を見せてくれます。

年長さん年中さん達が、練習を重ねてきた歌や合奏を聞かせてくれました。
みんな一生懸命心を込めて練習してきました。人の前で発表するにあたっては、緊張しつつも、楽しそうに歌い、楽しそうに合奏に取り組んでくれていました。

幼少期は、一生涯の基礎であり、絵を描くのが大好き、歌を歌うのが大好き、楽器を弾くのが大好き、モノを作るのが大好き、という生涯続く気持ちを育てたいものです。

上手に歌う、演奏する、絵を描く、作る、という活動の中で自分の気持ちを表して、すっきりする、楽しくなるということをどんどん経験してもらいたいです。

今日もきれいな言葉を使いましょう。未来のある子ども達のためにも・・・