この哲学は雙葉の教育・保育に携わる人達が持つべき基本的な事柄を４つの視点から述べたものである。

　どの子も良い教育・保育を受ける権利をもつ。
　子どもは、高い可塑性をもち、その可能性は広大である。

　人は、生命(いのち)を宿す生物(いきもの)として生まれ、他の生物と同様に38億年の歴史の中で互いに分かちあうべきものとして互いに異なり、森羅万象(しんらばんしょう)と 強く関わりながら地球生態系の一員とし生存している。
　集団の力で苛酷な世界を生き抜いてきた人間は、コミュニティの歴史と伝統の中で、人間を浴びながら人間として成長していく。

　人類の真諦(しんたい)は、途切れることなく生命(いのち)を繋(つな) げ続けていくことである。
人間は、これを精髄(せいずい)としながら良く生きるために文明・文化を発展させて来た。
　 教育とは、この史実を元に厳存(げんそん) する文明・文化の相続を優先しながら多様な体験や経験を通して 「“ 不思議だな ”」「“ どうしてかな ”」「“ なんでだろう ”」「“ どうしたらよいかな ”」等内から湧き出る思考の芽を培い育て、知識や徳を高め 志(こころざし)をもった人間を育てようとする行為である。

　人間として一番美しい人。それは一生を世のため人のためにつくした人のことである。
　家族を愛し、国を愛し、何より大切な人々のために、「感謝」と「勇気」をもって「挑戦」と「努力」を続ける志(こころざし) の高い人のことである。

－ 創設者　三枝 清一、三枝 くみ子、三枝 めぐみ －

育目

1. 体育

　健康で優れた身体能力の育成。

2. 徳育

　高い志と道徳心の育成。

3. 知育

　豊かな知識と探究心の育成。

4. 心育

　美しい心と強靭な意志の育成。

　地域の人たちに愛され、安心して子供たちが過ごせる学園を目指して、今日まで乳幼児の教育保育に全力を傾注してまいりました。
　それは、感謝と努力を根幹に子供達の未来を考え多様で多彩な教育保育の展開でした。そして、元気一杯に過ごしていた子供達も高校・大学へと進学する年代になって来ました。
　大学では、北海道大学・お茶の水女子大学・上智大学・日本大学・法政大学・国士舘大学等に、高校では、千葉高校・昭和学院秀英高校・幕張総合高校・東海大学付属高校・渋谷幕張高校・長生高校・成東高校・東金高校等へ在学している卒園児が非常に多く驚いています。
　個人情報からこれ以上の言及は避けますが名簿等からみえた卒園児達でした。

令和2年7月
理事長　三枝　清一

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