宮原保育園

園の特徴

  保育園が子どもたちにとって、「第2の家庭」となるよう、常に家庭と連携を取り保育に努めています。1人ひとりの子どもの姿をありのまま受け入れ、適切に援助し、各々の家庭のニーズに細やかに対応できるよう心がけています。そして、保育士の資質を高め、常に向上心を持ち、園全体で乳幼児の発達段階に応じた保育内容の研究と実践に力を注いでいます。
また、豊かな自然環境を活かし、JAの指導員さんをはじめ周りの方々の力を借りながら、1年中、季節の無農薬・減農薬野菜を育てています。収穫やクッキング保育をみんなで楽しみ、給食にもたくさん取り入れ、かつ安心安全な環境で調理しています。
子どもの成長が確かに感じられ、親と保育者が「確かなもの」を共感・感動しあえる関係でありたいと願い保育しています。

環境・設備

園周囲の環境
海・山・川と自然環境に恵まれ、のびのびと季節感あふれる保育を展開しています。広々とした園畑では、季節の野菜を育て、収穫を喜び合えます。「What?」「Why?」日々、いろんな発見や感動でいっぱいです。乳幼児期に最も大切な五感に基づいた実体験の積み重ねが、その後の思考力の基礎となります。その土台の上に豊かな思考力・判断力・創造力などが培われます。「知・徳・体」(賢い頭・しなやかな心・丈夫な体)バランスよく発達していくことが大切。豊かな環境によって、図鑑や教科書だけでは得られない体験を大切にし、五感を育む保育を行うことができます。
園舎
木肌のぬくもりを大切にし、家庭的な雰囲気を絶やさないよう心がけています。リズム運動や体育遊びができる大ホールのほか、図書コーナー・食育やランチルームとして使える小ホールを備えています。
乳児専用のウッドデッキやテラスも設置しており、屋外活動に積極的に活用しています。
園庭
広々とした園庭には、四季折々の花が咲き、豊富で安全な遊具を整えています。なんといっても、保育園の園庭とは思えないほどの広さがあります。もちろんサッカーやいろんな球技・一輪車などもできます。追いかけっこや集団ゲームなど全身で力いっぱい使った運動をしていますので、自然と運動能力や敏捷性が養われていきます。
また、独立した未満児園庭を備え、専用遊具を設置し小さい子も安心して遊べるようにしています。

保育内容

和太鼓
 情操教育の一環として、長年にわたり和太鼓の演奏に取り組んでいます。園内だけでなく、地域や老人福祉施設等から招かれ演奏など行い、交流を重ねています。太鼓は、リズム感を養い、気分も爽快になり元気も出てきます。演奏するたびに自信が付き、行動も積極的になります。子どもの成長にとても良いと思います。小さい頃から聞いている和太鼓の心地よいリズム。年中、年長そして学童期へと継続していく中で、しなやかな心と丈夫な身体が育ち、お友達と心を合わせてたたくことを喜び合い、協調性も育ちます。これからも、日本の伝統文化である和太鼓を伝えていきたいと思います。
ESS英会話教室
 人材のグローバル化が求められています。基礎となる英語力・特にリスニング・スピーキング能力を向上させるため、小学校では英語教育に力が注がれています。本園でもネイティブ発音を大切に育てるため外国人教師によるESS教室を開設しています。さらに、放課後児童クラブでも継続して行い、小学校英語を支援しています。 
食育
 数か所ある園畑で、四季の野菜を栽培しています。無農薬・減農薬農業に取り組んでいます。トマト、キュウリ、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、落花生、サツマイモ、白菜、キャベツ、レタス、ブロッコリーなどを1年通して栽培。クッキング保育や給食に活用しています。種まき、苗植え、収穫などの体験や生長の観察、クッキングを楽しんでいます。幼児期の実体験の積み重ねが考える力を育て、高度な思考力を支えます。そして、食育を通して生命の尊さを学んでいきます。
スイミング
 温水プールを利用し、専門のスイミングスクールと提携し、丈夫でしなやかな身体作りを目指しています。水の危険を学ぶとともに、水を怖がらず、水に親しみ、将来の水泳力を伸ばす基礎を養います。
リズム運動
 音楽リズムに合わせ様々な表現活動をするリズム運動を実施しています。リズム運動は、リズムに合わせ、楽しく躍動しながら、全ての筋肉・骨格・神経を使いこなし、あらゆる運動能力に熟達していきます。そして、筋肉から脳へ刺激を送り続ける運動の数々が、子どもたちの心身を発達させていきます。近年、文明・文化の発達とともに、いろいろな理由で子どもたちの心身の発達がゆがめられてきました。私たちは、園全体で積極的にこれに対応し、人の子をより人間らしく育てるべく努力を重ねています。子どもたちも動物や鳥になりきって、のびのびと楽しく表現しています。
運動遊び
 大ホールでは体操や子どもヨガ、身近な道具や平均台・マットなど体操器具を使った運動遊びに取り組んでいます。また、広い園庭では固定遊具を活用したサーキット遊びやルールのある集団遊びを取り入れています。意図的に発達段階に応じた運動遊びを工夫しています。
 一部の筋力を発達させるトレーニング・訓練よりも、幼児期には、遊びの中で知らず知らずのうちに育っている瞬発力、判断力、器用さの基礎となる力を養うことが大切です。また、運動能力が高まると言われています。
保育研究・研修
 保育士養成大学の先生と連携・指導を受けて、保育内容の向上、保育士の資質向上に努力しています。
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