年少クラスには、担任と副担任(正規の有資格教諭)がいます。
食事、排泄、衣服の着脱など、まだまだひとりでは十分にできない3歳児です。友だちとのかかわりも上手にはいきません。
大人が十分に目を向けてやれるように、子どもたちが担任を信頼して、安心して園生活を送れるように配慮しています。
年少は二人担任で安心
リュックサックを背負って舎人公園へ
園外保育を多く取り入れ、年間カリキュラムの中にしっかりと位置づけています。園外を歩くことを通して、体力、忍耐力(持久力)、自然や社会との触れ合いの経験を豊かにします。
年度の最後には、年少は往復徒歩で西新井大師へ(片道約40分)、年中は往復徒歩で元渕江公園へ(片道約60分)行きます。年長は夏休みに日光林間保育で、戦場ヶ原をハイキング(約5km)します。
年間を通して、 自分の足でしっかり歩こうがモットーです。
子どもにとって、遊びは学びです。一日の保育の中で、自由遊びの時間をしっかりと確保し、その中から学べることを大切にしています。
クラスや年齢の枠を越えて、みんなで遊びます。年上の子が年下の子の面倒を見たり、年下の子が年上の子の遊びを真似たりするうちに、遊具がなくても、自分たちで遊びを展開するようになってきます。また、全教職員が全園児の担任という気持ちで、みんなで声を掛け合っています。
ひとりで着替えて衣服をたたむ、食事をおいしく食べる、挨拶をする、話をしっかりと聞くなど、幼児期に身につけたいことを、ひとりひとりと向き合い、丁寧に伝えています。
基本がしっかりしていると、遊びも活動も充実し、そこから小学校での学習意欲へもつながります。
たっぷりと自由遊び
ひまわり文庫
創設以来、子どもたちに愛され続け、少しずつ新しい絵本を加えながら、1510冊あまりの蔵書となりました。
担任が読み聞かせをしたり、年長は週一回絵本の貸し出しをしています。また、家族のみなさんに呼びかけて、幼稚園に絵本を読みに来ていただく「絵本タイム」もあります。おかあさんのみならずおとうさんも、子どもたちとの触れ合いを楽しみにして、協力してくださいます。
週一回担任が発行する「クラスだより」は、活動の内容、子どもたちの姿、エピソードなどが満載の楽しいお便りです。
学期の終わりには、ひとりひとりの家庭に、お子さんの園での様子を記した「園生活の記録」をお渡しします。園での様子がよくわかって嬉しい、先生がしっかり見てくれているのがわかって安心、と大変好評です。
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