保育方針

教育概要について

当園は浜川神社の神様をお祀(まつ)りしております。子ども達には、目には見えない神様という存在を感じてもらうために、七五三や節分といった日本の伝統を伝えています。日頃から神様に守って頂いている事に感謝する心を大事にしています。

毎朝の門立ちの時、両足を揃え、背筋を伸ばし「おはようございます」と目を見て挨拶ができる子ども達が増えてきました。帰りには先生に「さようなら」ときちんと言っている姿も見られます。挨拶はコミュニケ―ションとして肝心な、最初の第一歩です。大きくなっても「相手の目を見ながら」挨拶が笑顔で毎日できるようになって欲しいと思います。

さて、令和4年度より「遊び」・「製作」・「行事」に加え、幼児活動研究会の協力を得て、読み・書き・体操を主体とした教育活動を行っております。子ども達のできた時の喜びの表情がみられるようになり、身体も変わってきているのを感じます。

毎日10分から15分、読み・書きを行う事により、文字に親しみ、本読みが大好きな子になって欲しい、正しい書き順で書ける子になって欲しいと思っております。私たちが大切にしていることは運動や言葉の教育を通して成長する“心や力”です。例えば運動を通して、仲間を応援する心、挑戦する心、そして自己肯定感や「できた」という自信に繋がります。読み書きを通して得る事ができるのは理解する力や相手に伝える力など様々な心や力に繋がっていきます。15年後に社会に巣立つ時、しっかりと「自立」して生きていけるよう、その人生の土台を養うと思います。

 

教育理念

「次代を担う幼児達に栄えある日本の伝統、精神文化、また広く世界の中の日本人としての理解を育くんで行ってほしい」

 創設者 大野 義夫

第1回入園式の様子

幼児期は人生の土台、生きる力をつくる大切な時期です。そのために子どもの自立の芽をつくります。

 

教育目標

☆たくましい温もりのある人

☆自分のことは自分で率先してできる人

☆最後まで一生懸命、物事に取り組める人

☆感謝の気持ちを持てる人

 

教育方針

子どもの個性を認め、共に楽しみ、長所を伸ばし、褒める指導をします。子どものやる気を引き出すことが大切です。

「遊び」・「運動」・「行事」・「生活」などの園内活動の中に「読み」・「書き」を10分から15分ずつ取り入れます。『継続は力なり』日々の積み重ねが人間としての力となります。

 

教育内容

☆基本的生活習慣の指導
目的:人生の土台を築く
①挨拶 ②返事 ③立腰 ③履物を揃える ④整理整頓  ⑤約束、順番を守る

☆読み指導
目的:本を好きになる
①読み聞かせ ②ひろい読み ③スラスラ読める

☆書き指導
目的:丁寧な姿勢を身につける
①鉛筆の持ち方 ②線の引き方 ③正しい書き順 ④自分の名前を書ける

☆体操指導
目的:身体を動かすことを好きになる、丈夫な身体になる。
①走る ②柔軟性 ③なわ╱逆上がり╱開脚飛び╱側転

☆製作(空き箱製作、季節毎の行事の製作)

☆リズム遊び

☆戸外での遊び(砂遊び、鬼ごっこなどの集団遊び、ボール遊びなど)

担任だけではなく全教職員で保育をサポートしていきます。全教職員が子ども達の情報を共有し、学年を問わずサポートし合える体制をとっていきます。
保護者の方々と情報を共有し、常にご家庭と連携した保育でありたいと考えています。登園や降園の際に保護者の皆様とお子様の日々の様子を直接お話することで理解が深まり、幼稚園生活がより豊かになると思っています。
3~5年後のビジョンとしては多くの人に集まって頂ける園になることです。子どものビジョンとしては目指す子ども像に全員がなることです。

季節ごとのどんぐり拾いや品川水族館、マラソン大会など、品川区民公園への園外保育は大切に続けていきます。

 

環境

近隣には「品川区民公園」があり、園外散歩(どんぐり拾い)や品川水族館まで徒歩で行くことができ、子ども達も楽しみにしています。
そして年長さんになると、卒園前の挑戦として「マラソン大会」があり、品川区民公園内の外周(約2キロ)を全員で完走を目指します。
早い子は10分でゴールしています。応援には保護者の方の他、年少さんや年中さんも行きます。お兄さんやお姉さん達の頑張る姿を見て憧れを抱きます。