この哲学は雙葉の教育・保育に携わる人達が持つべき基本的な事柄を4つの視点から述べたものである。
- どの子も良い教育・保育を受ける権利をもつ。
子どもは、高い可塑性をもち、その可能性は広大である。 - 人は、生命を宿す生物として生まれ、他の生物と同様に38億年の歴史の中で互いに分かちあうべきものとして互いに異なり、森羅万象と
強く関わりながら地球生態系の一員とし生存している。
集団の力で苛酷な世界を生き抜いてきた人間は、コミュニティの歴史と伝統の中で、人間を浴びながら人間として成長していく。 - 人類の真諦は、途切れることなく生命を繋
げ続けていくことである。
人間は、これを精髄としながら良く生きるために文明・文化を発展させて来た。
教育とは、この史実を元に厳存 する文明・文化の相続を優先しながら多様な体験や経験を通して 「“ 不思議だな ”」「“ どうしてかな ”」「“ なんでだろう ”」「“ どうしたらよいかな ”」等内から湧き出る思考の芽を培い育て、知識や徳を高め 志をもった人間を育てようとする行為である。 - 人間として一番美しい人。それは一生を世のため人のためにつくした人のことである。
家族を愛し、国を愛し、何より大切な人々のために、「感謝」と「勇気」をもって「挑戦」と「努力」を続ける志 の高い人のことである。
- 創設者 三枝 清一、三枝 くみ子、三枝 めぐみ -