
- 子どもを一人の「人」として認め、個性と自主性を尊重します。
- 子どもを信じ、愛情を持ち、安心して過ごせるように接し、自分の思いや考えを表現する力を引き出します。
- 感動と好奇心が突き動かされるような体験を通して、身体と五感を精一杯使い、考え行動し続ける力を育みます。
- 異年齢の交流を通して、思いやり、協調性、道徳心を育みます。
- 一人ひとりが充実感を得るため、遊びが充分できる環境を用意し、健やかな心身を育みます。
- おもいきり遊び、空腹を感じて喜んで食べられるよう、食への意欲を育みます。
- 子どもの日頃の様子を共有し、成長を共に喜び、保護者と信頼関係を築きます。
- 子どもにとって安心できる基地となるように、家庭と保育園が協力しあいます。
- 地域社会や関係機関と連携し、地域の子育て支援など、社会的役割を果たします。

- 自己肯定感をもち、自分を大切にする子になろう
- 自分の思いや考えを、様々な形で表現できる子になろう
- 身のまわりの事象に気づき、好奇心を広げる子、探究心を深める子になろう
- 思いやりの心をもち、人との関わりを大切にする子になろう
- おもいきり遊ぶ中で色々なことを体験し、心身ともに元気な子になろう


保育園は赤ちゃん時代から長い期間を過ごす所ですから、何より安心できる心地よい場になるように心がけています。人として育つ第一歩の乳児期は、特に個性や生活リズムを大切にして心身の発達を促すよう、一人ひとりの様子を丁寧に見ながら、その子に合った関わりを見つけていくよう努力しています。
オリンピア保育園では、幼児(3歳児、4歳児、5歳児)になると、異年齢のグループで生活しています。もちろん、乳児期と同じように、一人ひとりの育ちを大切に見守っています。
1グループに3・4・5歳児が、約20人集まって一緒に生活しています。“きょうだい”がたくさんのような感じです。そのグループが3つ(にじグループ、ほしグループ、やまグループ)の各部屋に分かれて、一日を過ごしています。
同じ年齢で集まることもあります。
特に5歳児は、オリンピア保育園の伝統でもある和太鼓をはじめ、年齢の育ちを意識した活動に取り組んでいます。
その昔、地域にはたくさんの子どもがいて、きょうだいや近所の子など、年齢に関係なく一緒に遊び、一緒に過ごしていました。年齢の枠を超えた関係の中で、生活に必要なことを身につけ、お互いに育ちあったものです。
そんなひと頃のような関係は、今は見られなくなっています。
異年齢保育では、さまざまな年齢、いろいろなタイプの子がいる中で、仲睦まじく過ごしたり、時にはケンカして涙を流したり・・・
子どもたちは、嬉しい、悲しい、楽しい、悔しいなど、いろんな経験をしながら、どんなときでも「自分はどうすればよいのか」を考え、行動する力をつけていきます。
大きい子の言動に目を見張る、憧れの気持ちを持つ。
小さい子のお世話をする、思いやりの気持ちを持つ。
そのような体験がたくさんできます。
人間関係の基礎を学ぶ大切な時期に、保育園でいろいろな人と関わり、違いや良さを経験して「みんな違っていていいんだ!」ということにも気がついていきます。
体験から学ぶことの多い子どもの育ちの中で、異年齢での交流が重要な役割を果たします。