わかひさ保育園 高宮えがお保育園

保育園の総目標

生きる力のもととなる豊かな人間性を持った子どもの育成

  • 家庭的な雰囲気の中、嬉しいとき、悲しいとき、困ったときいつも優しく手を差し伸べて、子どもと感情を共有し、健やかな成長を願って保育を行います。
  • 保育園や家庭での様子を相互に連絡し、子どもの成長を共に喜び、子育ての楽しさを実感してもらうように支援します。
  • 環境豊かな地域で、人々に見守られ自然や地域の行事に興味や関心を持ち、人と関わる力や、豊かな感性、創造性を持った子どもの育成に職員全員で取り組みます。

保育方針

当園の保育方針の柱『今こそ自然と戯れる保育を』

 令和の時代は新型コロナ感染症の人類史に残る拡大で始まりました。誰もが予測し得ないことで、しかも現在進行形の事態でもあります。解決には時間を要するようです。このことについては「さくら便り8号」をご参照ください。不定期で更新しています。

 当園の保育の柱について少し述べます。
 自然環境の破壊、社会や家族関係の激変など子どもを取り巻く社会的環境は昔と比べて悪化の一途を辿っています。
 自然と共に暮らす哺乳動物に人間社会が抱える深刻な問題は存在しません。
人間はまず哺乳動物の一種であり長い人類史から見れば現代化はほんの最近のことに過ぎません。時代の変化は明治、大正までは非常に緩やかでした。いや昭和期までそうでした。環境の都市化、国際化、大量消費化、特に情報化と言われるメディアの普及は急激に世の中の有り様を変えていきつつあります。生きる力が自然の中で培われなくなってきています。たしかに自然はまだ残されています。だが子たちにそれに目を向けさせないほど、社会生活の変化やマスメディアの影響は大きいのです。テレビやネットの映像に大人は意識を外し取捨選択できますが、子どもは意識を奪われてしまいます。

 昔は自然の中で遊びを見つけ、想像し工夫創造してきました。外に出れば誰か遊び相手はいました。異年齢集団で徒党を組んで遊んでいました。自ら課題を見つけ解決するという生きる力は自然と身についてきたのです。今は違います、都市化で自然がなくなり、町内の子ども会組織も形骸化しつつあります。安全規制された公園で、工夫の余地なく既成遊具で遊ぶしかありません。誰もが家の中でパソコンゲームやテレビで社会性や礼儀は身につくでしょうか。塾やお稽古事で子どもたちはとても忙しい。「行事を企画しても子供が集まらない」とはある公民館長さんの嘆きです。

 豊かな自然環境での遊び、家庭環境での安らぎを現代的に取り戻し、子どもたちに補償していく大切な役割が保育園や幼稚園にはあるのです。
 当園が森の中にあるわけではありませんが、幸い広い第2園庭(わんぱく広場・冒険の森:整備中)がありなるべく自然に近いかたちで、夏場は素足保育や泥んこ保育を心がけ伸び伸びとした遊びを保証してあげることに心がけ、老人ホームとの異世代間交流を永く続けています。英才教育を否定はしませんが、十分な愛着関係が育まれ、十分な遊びが保証されてこそ子どもは将来大きく伸び、豊かな人生を切り拓く力を獲得していくのです。
こうして育った子は将来お勉強にも力を発揮していく事になります。
 ある大学の教授が今の子育ての家庭・社会環境に「放牧、手伝い、団欒」が失われていると言っていましたが、それらを現実的にどう保証していくかが保育園の大切な役割だと思います。

給食について

当園の給食の方針
保育園の給食は、全ての活動の源となる大切なものと認識し、安全でおいしい給食を目指しております。天然素材のダシを使い、化学調味料を一切使わず、和食を中心とした献立を取り入れています。
昼食・おやつ
保護者の方へは、毎月月末に翌月の献立表をお配りします。
アレルギー等への対応
アレルギーが疑われる場合、医師の診断書(又は指示書)を保育園に提出してください。個別にご相談の上、診断書(又は指示書)に基づき、当園では除去可能なものは除去食・代替食で対応致します。
  • 給食
    給食
  • おやつ
    おやつ
  • お誕生会
    お誕生会

園舎案内

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