社会福祉法人共栄会横川保育園

『何でも食べて健康なからだづくり!』

子ども達にとって何よりも大切なのは、丈夫なからだをつくることです。 当園は、栄養基準を満たしたバランスのとれた食品構成を心掛けるとともに、以下の点に留意した給食づくりを行っております。

当園では月に2回同じメニューを食べるサイクルメニューを行っております。これは食経験を増やすことで好き嫌いをなくすねらいがあります。 また、ただ同じメニューを繰り返すのではなく、1回目の喫食状況 を見て給食会議を行い、2回目は更に工夫をして子ども達の嗜好に合わせた献立作りをしています。

給食担当者と各クラス担任と月2回、その月の献立を子どもの喫食状況や栄養士のクラス訪問等、いろいろな方面から話し合います。

食物アレルギーがある場合は、原因食品を除いて除去食や代替食として他の食品で栄養を確保できるように努めています。(医師の記入による「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」が必要)

強化磁器(ダイアセラム)を全園児で使用しております。食器の安全性はもちろんの事、質の高い食器類を使う事で豊かな食事の場となり、食器を大切に扱うことで食事のマナーを学ぶ機会にります。

手作り給食をさらに一歩進めて、子ども達の健康を考え、化学調味料はできるだけ使わず、うす味で無添加を心がけています。また、食品の安全性にも配慮し、なるべく国産で無添加の食品を選んで購入しています。

当園では元八王子地区に農園をもち、四季を通じて子ども達と作物を作り収穫を楽しんでいます。給食ではさまざまな形でそれらを取り入れられるよう年間計画をたてて、自然と関わる喜びを味わえるようにしています。

1人ひとりの発達進度に合わせたきめ細かな対応をしています。

食事作りを体験したり、食べることに興味を持たせるために、園で収穫した野菜等を使ってクッキング保育や紙しばい、パネルシアター等を行っています。バイキング給食やいろいろな行事食を取り入れ、形式も変えることで食べる楽しさを体験できるよう工夫しています。

当園では★サンドイッチパーティー★麺(つるつる)パーティー★お別れ会食会、等と称してたくさんのメニューを用意し、それぞれ自分の食べたい物を食べたいだけ取って食べるバイキング方式の給食も取り入れています。子ども達はバイキング給食のマナー等を学びながら、食事を楽しんでいます。

食育の一環としてクッキー作りやカレーライス、お団子作り等を行いながら食べ物に関心を持たせます。みんなで協力して作る事によって社会性を養うとともに、手洗い等の衛生面に気をつけることも習慣づけます。

「どこでとれるのかな?」等、自然活動と連携して行います。
「お芋は木になっていた?」「土の中にあったかな?」等、体験した収穫をおさらいします。

「食品の働きとその分類」・各食品の名前を子ども達に聞きながら、
(1)熱や力となる物(黄枠)
(2)血や肉や骨を作るもの(赤枠)
(3)体調を整えるもの(緑枠)の3つの働きごとに分けていき、食べ物の名前と働きを知らせます。(5才児向き)

「食べ物の旅」・口から入った食べ物がうんちになるまでの話です。子ども達の反応を見ながら1つ1つ説明をしています。(2才~5才児向き)
「食べ物をよくかむとどんないいことがあるの?」そしゃくについて、みんなで一緒に考えます。(2才~5才児向き)

野菜や果物を箱に入れ、手の感覚で探すゲームです。食べ物に関心を持たせることがねらいです。(2才~5才児向き)

核家族化が進み、昔ながらの伝統食(お月見団子、お餅つき、お赤飯など)や行事食(七草粥、ひな祭り、子どもの日など)を食べる機会も少なくなっていますが、これらの食事をたくさん取り入れて、日本の食文化を伝える良い機会にしています。
また、たけの子や栗などを収穫し、ごはんにするなど季節感を楽しめるようにしています。

(C)横川保育園(よこかわほいくえん)

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