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保育園・認定こども園ってどんなとこ?
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保育園・認定こども園ってどんなところ?

1.「保育園」「認定こども園」とはどんなところ?
 保育園は、親(保護者)からの申し込みにより、親が働いている、病気の状態にあるなどの理由により家庭において十分に子どもを保育できない場合に、家庭に変わって子ども(0〜5歳の乳児および幼児)を保育(養護と教育が一体となった保育)するため、児童福祉法に位置づけられた「児童福祉施設」です。
子どもの健全な育ちを支え、適切な保育園運営がなされるよう、国の法律や通知によって保育園の設置や運営に必要な基準(職員、食事・栄養、施設整備、保健衛生など)が定められています。
認定こども園は、保護者の就労に関わらず満3歳以上の子どもが入れます。
また、子どもの保育のみならず、親や家庭に対し必要に応じて助言や支援を行ったり、保育園・認定こども園を利用していない子育て家庭に対しても、子育て相談を受けるなど、地域の子育て支援・子育てサロンを設けております。
2.保育園・認定こども園を利用するには
 居住区の市区町村行政に申し込みます。後日、入園できるかどうかについて、定員の空き状態や家庭の事情などに鑑み、回答があります。
具体的な申し込み方法や条件などは、函館市の保育園担当の窓口や、最寄の保育園にお尋ね下さい。
認定こども園の申し込みに関しては、直接最寄りの認定こども園にお尋ね下さい。
また、近くの保育園・認定こども園を事前に見学し、様子を見てみたり、身近に保育園を利用している方がいらっしゃるときは、いろいろとアドバイスを受けるのもよいかと思います。
3.デイリープログラム
子どもたちの生活リズムを考慮し、きめ細かな保育を提供しています。
 認可保育園では、同じ年齢の子どもでも、発育の個人差、興味、欲求・関心の違いや食物アレルギーなどを考慮して食事の内容を変えたりします。時には、家庭での生活リズムが整わないときなどは、昼寝や休息の時間を調整し、十分に確保するなど、子どもたちの育ちに応じた保育を提供しています。
また、乳児をはじめ障がい児の保育や延長保育などについても、個別対応のきめ細かな保育を実践しています。
※認定こども園の教育時間は9時から13時のおおむね4時間となっております。
4.食育
質の高い食事を通して子どもたちの感受性や五感の向上に努めています。
 保育園・認定こども園では、子どもの年齢や発達状態、家庭での食事の状況に合わせて食事を提供していますが、これには行政による細やかな指導もあり、脂質、エネルギー、たんぱく質、鉄分、カルシウムなどの確保をはじめ、質の高い食材の購入に努めます。
食事を楽しくするために「食べ物の好みの幅を広げること」、「みんなと食べる事の楽しみ」、食事を意欲的にするため、保育の内容や食事の環境を日々考えています。
また、味付けや、盛り付けの心配り、よく噛んで食べるための工夫も凝らし、五感の発達を促すことも行っています。
子どもの育ちにとって“食育”は大切なものです。
 保育園・認定こども園で過ごす子どもたちにとって、毎日の食事が大切である事は、誰もが認めていることでしょう。 家庭と保育士・調理担当者などとの連携のもと、一人ひとりの子どもの状況を的確に把握し、それぞれの子どもの状況に応じた食事のきめ細かな提供、家庭に代わる楽しい食事の環境づくりを、私たちは保育の一環と捉え、とても大事にしています。
1. 小さな子どもは突然、体調をこわしがちです。様子をみておかゆに切り替えるなど子どもの状況に応じた食事の提供に努めています。また、年齢別の食事・離乳食・アレルギー児の除去食・家庭環境に応じた個別食など“子どもの発達状況・個人差に応じた食事”の提供にも努めています。
2. レトルト食品や冷凍食品・スナック菓子などが氾濫し子どもの栄養状況の悪化や食生活の乱れが心配されています。食事を通じた子どもの健やかな育ち、味覚と感性を育てるための手作りの食事・手作りのおやつの提供にも努めています。
3. 子どもは細菌に対する抵抗力が弱いため、食事を作ってから食べるまでの時間が長くならないよう、十分な配慮をしています。また、温かくておいしいものは温かく、冷たくておいしいものは冷たい適温の食事の提供にも努めています。
5.教育
 保育園・認定こども園では、国が定めたガイドラインに基づいた保育・教育を行っています。保育士、幼稚園教諭により、養護と教育が一体となった保育を行っています。
6.特別保育
 保育園・認定こども園では、様々な働き方に応じ、柔軟な就労支援を行っています。
「延長保育」「預り保育」に取り組んでいます。
 保育園・認定こども園の行う就労支援の取り組みのひとつとして、保護者の皆様の勤務時間に応じて子どもを長時間お預かりする“延長保育” “預り保育”を実施しています。
「一時保育」「休日保育」「障がい児保育」
 仕事の関係で週2〜3回程度、また短期間預けたい保護者のために、一時的に子どもをお預かりしたり、日曜・祝日にお仕事をするご家庭に利用していただける保育や障がい児保育なども行っています。
7.子育て支援
 保育園・認定こども園を利用している方だけでなく、利用していない地域の子育て家庭の支援もすすめています。園の中には「子育てサロン」を設けたり、また専門の職員を置いたりなどして、普段利用していない方を対象にした活動も行っています。子育てサロンは市内に13ヶ所あります。
(例えば・・・)
子育ての相談をお受けしています。
園庭で親子一緒に遊ぶことができます。
育児講座や子育てサロンを開催しています。
子育てや食事、保健衛生等の情報発信を行っています。

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