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八王子保育研究会
会長 榊原 直哉

八王子保育研究会のホームページにようこそ

八王子保育研究会は昭和60年、市内の当時20〜30代であった9人の若手の保育園園長が集まり、保育制度や保育のノウハウについて共に学び合うことからスタートしました。
その後若手の園長達は、自分達が学んできた保育について、保育関係者のみならず広く社会全般に発信するため、昭和61年に研究発表会「乳幼児の世界展」を八王子市内で開催をしました。
この「乳幼児の世界展」は当時メディアにも取り上げられ保育業界からも注目を浴びるようになりました。平成5年の第9回の開催より「八王子市私立保育園協会」(現:一般社団法人八王子市私立保育協会)と連携を図りながら、平成13年第16回の開催まで八王子の保育の更なる質の向上に取り組んできました。
創設当時は若手と呼ばれた会員達は、八王子市のみならず、全国、東京都の様々な保育団体や研究団体でも要職を務め、保育の発展に尽力するようになりました。
そして平成から令和に変わり保育の環境が大きく変化してきました。全国的な待機児童問題とそれに付随した保育士不足、少子化問題による0歳児クラスをはじめとした定員割れ、幼稚園からの認定こども園への移行、そして新型コロナウイルス感染症等の流行と、この数年間は従来では考えられなかった問題が次々と起こりました。
これからの時代は、待機児解消の為の「施設を増やす時代」から保育の内容を重視した「保育の質」が求められるようになります。そのような流れの中で新型コロナウイルス感染症の拡大により、保育内容、行事等の見直し等…様々な問題に直面し、従来の保育ができない状態が長く続きました。マスクを着用した保育による子どもの育ちへの影響が懸念される中、今後の保育所等の運営や保育そのもののあり方に大きな影響があることが予想されます。これからの子どもを取り巻く保育環境問題をどう乗り越えていくか、創設者の先輩方の想いの原点にもどり、新しい時代の保育の質についても研鑽していきたいと考えております。
研究会も創設から38年目を迎えました。振り返れば、初代会長:藤森平司氏(新宿せいがこども園 園長) 二代目会長:斉藤和巳氏(さつき保育園 園長)三代目会長:伊藤直樹氏(社会福祉法人菊清会 理事長) 四代目会長:柊澤章次氏(めじろ保育園 園長) 五代目会長:内田正氏(山田保育園 園長) 六代目会長:秦清一郎氏(多摩小ばと保育園 理事長) 七代目会長:中林秀人氏(元木保育園 園長)と、偉大な先輩方が歴代の会長を務めてきました。私で八代目の会長となります。現在は20代の若手会員も加入し、令和4年4月には27名の会員となりました。幅広い世代が在籍するこの研究会にて、時代と共にあらゆるものが変化をしていく中、多くの先輩方が大切にしてきた、より良い保育を求める姿勢と、会員が共に学び合い、助け合うという強い絆を変えることなく、次世代へ繋いでいきたいと考えております。
すべての子ども達の健やかな成長と、その保護者の子育て支援、保育に関わる保育従事者の為、当会に関わる皆様方のご理解ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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