教育方針とは、「本園は、どんな方針で、子どもを育てたいのですか?」ということです。

  • カトリックの教えに基づき、祈りを大切にし、感謝の心、思いやりの心をもつ子どもを育てます。
  • 子どもたちが主体的に自分で考えて遊びを生み出したくなるよう、 心を動かして取り組みたくなる環境の構成やそのために保育者の援助を大切にし、小学校以降の生活と学習の基盤を育てます。
  • 子どもの生活の連続性を踏まえ家庭及び地域社会と連続した生活が展開されるように配慮します。
    その際、家庭や地域の機関及び団体の協力を得て、地域の自然、人材、施設などを活用し、保育内容の充実を図ります。
    幼稚園と小学校の円滑な接続のため、卒園後、同じ小学校へ通う予定の本園の子どもたちと 保育所の子どもたちの交流の機会、本園の子どもたちと小学校児童との交流の機会、 意見交換会や合同の研修会などの教職員間の交流、卒園する子どもたちについての情報共有や相互理解など、積極的な連携を図ります。

「本園に入園して何を学ぶのですか?」を書いたのが「目標とする子どもの姿」です。

  • 祈りを大切にし、感謝の心、思いやりの心をもつ子ども。
  • 自分のことは自分でしようとする子ども。
  • 自主的(自分からすすんで)・主体的に(はっきりとした考えを持って)遊ぶ丈夫な子ども。
  • 友だちと協力して最後まで活動をやり抜くことができる子ども。
  • 身近な生き物や自然など、様々なことに興味をもつ子ども。
  • 挨拶ができ、人の話をよく聞き、考えたこと、見たことや感じたことを伝えることができる子ども。

※本園では、保育参観や個人面談などの際に、普段の遊びの広がりによって、「目標とする子どもの姿」が育っている様子を保護者の皆様に発信しています。

1990年代後半、『アメリカンインディアンの教え』という本が流行しました。アメリカの作家兼家族カウンセラーのドロシー・ロー・ノルト氏の詩に由来し、日本の社会学者であり心理学者でもある加藤 諦三先生が分かりやすく解説した本です。11の教えからなるこの教訓は、現代にあってもリーダー、教育者、子育てに悩む親たちに示唆に富むヒントを与えてくれています。その11の教えの中には、キリスト教的な幼児教育と共通点を感じることが出来るものがいくつかあります。

曰く
『励ましを受けて育った子は自信を持つ』
『ほめられるなかで育った子はいつも感謝することを知ります』
『公明正大ななかで育った子は正義心を持ちます』
『思いやりのあるなかで育った子は信仰心を持ちます』
『人に認めてもらえるなかで育った子は自分を大事にします』

 当園の三つの教育方針『心の教育に意を注ぐ』『園生活を通して「生きる力」の基盤を育成する』『家庭や地域社会との連携、小学校との接続をはかる』は、経営母体である学校法人 聖トマ学園の教育方針からくるものであり、変わらぬ普遍的な価値観に基づくものです。「三つ子の魂、百まで」とは、日本の古くから伝わることわざですが如何に幼児期に受けた環境や教育が、その後の生き方を左右していくかを端的に伝えたものです。当園では、子どもたちに『おはようございます』『ありがとう』『お願いします』という三つのワードを大切にして伝えています。朝起きたとき眠りにつくとき、挨拶が出来ることは社会とのつながりを大切に出来ることです。『ありがとう』と素直に言えることは、他者への感謝の念を持つこと、自分以外の人に敬意を払う事が出来ることです。『お願いします』と言えることは、人は一人で生きるのではないのだという事を知っていることです。自分を大切にし、他者に思いやりを持ち感謝の念を示す人は、周囲から励ましを受け褒められる中で育ち、人に認めてもらう中で思いやりを育み自分を愛し育んでくれる、変わらぬ何かを敬い祈り願うことによって希望を見いだし、明日へとつなぐことを学びます。
 時代の変化や人々の価値観の多様化など、様々な社会的困難にあるなか自身を見失わず幸福な人生を歩める強い「生きる力」は、幼少期に育まれた強い自己肯定感を得られるか否かにあります。「どのように子どもが自分で考えて遊んでいましたか」を当園の保育者は見取り、「ここが成長しました」「これも学びました」と具体的に説明できるよう努め、日々自分自身を磨き学んでいます。一人一人をかけがえのない者として、見守り育んでいきます。子どもたちが遊びの中から進んで考え、工夫を凝らす環境が、子どもたちの考える力を育てるのです。
 保育者一同、聖トマの教育方針でありキリスト教的な理念に基づき「神によって創造されたわたしたち一人ひとりは、かけがえのない存在です。」というメッセージを子どもたちに伝えていくことを努めて参ります。

鍛冶ヶ谷カトリック幼稚園 園長
ルドヴィコ茨木 西村英樹

バス2台で2便ずつ(4コース)送迎を行っています。
コースや乗車場所、
時間については本園までお問い合わせください。

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本園では、教育標準時間の前後にご家庭で保育ができない場合に、預かり保育を行っています。
預かり保育には「横浜市型預かり保育」と「一時預かり保育『フレンドサークル(本園独自)』」があります。

本園は「横浜市私立幼稚園預かり保育(平日型)」認定園です。
利用にあたっては「施設等利用給付認定2号」認定または、横浜市型預かり保育の利用要件を満たすことを証明できる書類が必要です。

時間7:30〜18:30
休園日土・日曜日、国民の休日、年末年始 12/29〜1/3、夏季休業期間の5日間
利用料幼児保育・保育の無償化により0円
利用要件 横浜市在住の方で、下記に該当するお子さまは横浜市型の申し込みができます。

1.会社や自宅を問わず、月48時間以上働いているとき

2.出産の準備や出産後の休養が必要なとき(出産又は出産予定日の後8週間)

3.保護者が、病気・けがや障害のため保育が必要なとき

4.病人や障害者、要介護者を月に48時間以上介護しているとき

5.自宅や近所の火災などの災害の復旧にあたっているとき

6.仕事を探しているとき(3か月以内)

7.大学や職業訓練校などに月48時間以上通っているとき

8.虐待や配偶者からのDV(家庭内暴力)のおそれがあるとき

など

在園児はどなたでも利用できます。
夏季休業日、冬季休業日、学年末休業日は実施していません。また、園行事、職員研修、施設の状況によりお休みとなることがあります。

時間7:30〜18:30
利用料30分150円、60分300円、月額10,000円
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