教育方針とは、「本園は、どんな方針で、子どもを育てたいのですか?」ということです。

  • カトリックの教えに基づき、祈りを大切にし、感謝の心、思いやりの心をもつ子どもを育てます。
  • 子どもたちが主体的に自分で考えて遊びを生み出したくなるよう、 心を動かして取り組みたくなる環境の構成やそのために保育者の援助を大切にし、小学校以降の生活と学習の基盤を育てます。
  • 子どもの生活の連続性を踏まえ家庭及び地域社会と連続した生活が展開されるように配慮します。
    その際、家庭や地域の機関及び団体の協力を得て、地域の自然、人材、施設などを活用し、保育内容の充実を図ります。
    幼稚園と小学校の円滑な接続のため、卒園後、同じ小学校へ通う予定の本園の子どもたちと 保育所の子どもたちの交流の機会、本園の子どもたちと小学校児童との交流の機会、 意見交換会や合同の研修会などの教職員間の交流、卒園する子どもたちについての情報共有や相互理解など、積極的な連携を図ります。

「本園に入園して何を学ぶのですか?」を書いたのが「目標とする子どもの姿」です。

  • 祈りを大切にし、感謝の心、思いやりの心をもつ子ども。
  • 自分のことは自分でしようとする子ども。
  • 自主的(自分からすすんで)・主体的に(はっきりとした考えを持って)遊ぶ丈夫な子ども。
  • 友だちと協力して最後まで活動をやり抜くことができる子ども。
  • 身近な生き物や自然など、様々なことに興味をもつ子ども。
  • 挨拶ができ、人の話をよく聞き、考えたこと、見たことや感じたことを伝えることができる子ども。

※本園では、保育参観や個人面談などの際に、普段の遊びの広がりによって、「目標とする子どもの姿」が育っている様子を保護者の皆様に発信しています。

幼稚園の子どもたちが働き盛りとなる50年後、人工知能(AI)により、これまでに人間にしかできないと思われていた仕事が、 コンピューターやロボットが代用できるようになり、子どもたちの65%は、今は存在しない職業に就くと予測されています。
今後10-20年で、現在の職業の約47%が自動化できるという試算もあります。
子どもたちはそのとき社会でどうやって生きていくのでしょうか。
そのマニュアルはありません。 だから、子どもたち自身が考えるしかないのです。
保育者はそれを強く意識して、「子どもたちが自分で考えて生きていくための基盤」を育てることが大事なのです。
「ああしなさい」「こうしなさい」という保育者の指示が多いと「自分で考える力」は育ちません。
指示されたことを正確に行うという能力は、人間よりもコンピュータやロボットのほうが優れています。
それでは、20-50年後の社会で子どもたちは対応することができません。
「子どもたちが自分で考えて生きていくための基盤」は「非認知能力」だといわれています。
認知能力とは、学力や知能指数など数値化できる能力、非認知能力とは、自立心や社会との関わり、 思いやり、協調性、あきらめずにやり抜く力など、数値化できない力です。
日本の幼児教育で昔からいわれてきましたが、こうした考え方が大きくクローズアップされてきた背景には、 米シカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授を中心とした経済学者や心理学者が、 非認知能力と将来その子が社会的に成功したかという因果関係を、 子どもたちの追跡調査から明らかにしたことにあります。
この調査は、同じような家庭環境の子どもたちを対象としたもので、 質の高い幼児教育を受けた子どもたちのほうが、そうでないグループよりもよい仕事に就き、 生涯賃金も大きく上回るという結果が出たのです。
この質の高い教育とは非認知的な教育であり、知能指数の高低はあまり関係ないこともわかりました。 しかも、非認知的な教育を、小学校以降の子どもたちに施しても、効果が薄かったのです。 つまり、人の一生の中でも幼稚園の子どもたちへの教育が、その子の人生を豊かにするうえでとても 大切なことがわかってきました。
例えば、子どもが園庭で遊んでいます。保育者はそれをボーと眺めているだけではダメです。
大事なのは「遊びがスタートする」「遊びが継続する」中で「どんな気持ちで遊んでいましたか」。 「どんな工夫をしましたか」。10人居れば10人の遊びがあります。 それを「どのように子どもが自分で考えて遊んでいましたか」を保育者として見取り、 「ここが成長しました」「これも学びました」と具体的に説明するのが保育者の役割です。 これが20-50年後、「子どもたちが自分で考えて生きていくための基盤」となるのです。
本園は、保育者の研修を奨励しています。
なぜなら、「子どもたちが自分で考えて生きていくための基盤」を育てるためには、 子ども一人ひとりの興味や意欲を見取り、適切な環境を提供することのできる、 経験の深い力のある保育者が欠かせないからです。

バス2台で2便ずつ(4コース)送迎を行っています。
コースや乗車場所、
時間については本園までお問い合わせください。

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本園では、教育標準時間の前後にご家庭で保育ができない場合に、預かり保育を行っています。
預かり保育には「横浜市型預かり保育」と「一時預かり保育『フレンドサークル(本園独自)』」があります。

本園は「横浜市私立幼稚園預かり保育(平日型)」認定園です。
利用にあたっては「施設等利用給付認定2号」認定または、横浜市型預かり保育の利用要件を満たすことを証明できる書類が必要です。

時間7:30〜18:30
休園日土・日曜日、国民の休日、年末年始 12/29〜1/3、夏季休業期間の5日間
利用料幼児保育・保育の無償化により0円
利用要件 横浜市在住の方で、下記に該当するお子さまは横浜市型の申し込みができます。

1.会社や自宅を問わず、月48時間以上働いているとき

2.出産の準備や出産後の休養が必要なとき(出産又は出産予定日の前後8週間)

3.保護者が、病気・けがや障害のため保育が必要なとき

4.病人や障害者、要介護者を月に48時間以上介護しているとき

5.自宅や近所の火災などの災害の復旧にあたっているとき

6.仕事を探しているとき(3か月以内)

7.大学や職業訓練校などに月48時間以上通っているとき

8.虐待や配偶者からのDV(家庭内暴力)のおそれがあるとき

など

在園児はどなたでも利用できます。
夏季休業日、冬季休業日、学年末休業日にも実施しています。ただし、園行事、職員研修、施設の状況によりお休みとなることがあります。

時間7:30〜18:30
利用料30分150円、60分300円、月額10,000円
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