

食事は保育の柱です
食事やおやつを目で見て、食べて味わうのが直接的な経験であるとすれば、「今日の給食・おやつは何ですか?」と調理室をのぞいたり、調理室からの匂いに気づいたり、食事を運ぶのを手伝ったりすることが間接的な経験になっていると思います。日々の生活の中で、ごく自然に行われている事ですが大切にしています。このような生活の中で小さな経験の積み重ねが、食への興味につながると思います。
また、当園では生活習慣病の予防という点から、だしの味をきかせた薄味でおいしい給食と自然の甘味を生かしたおやつを子ども達に食べてもらうよう心掛けています。
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(1)離乳食
- 粉ミルクは、おうちで飲ませているものを園で準備します。
- ほ乳びん・乳首は、おうちで使っているものを準備していただきます。できるだけ、家庭と変わらない環境で過ごせるよう配慮します。
- ほ乳びんと乳首は、その都度消毒します。
- 離乳食は家庭と連携をとり、月齢に応じ個別に準備します。固さ・大きさは咀嚼を促すように配慮していきます。
- 離乳食は、毎月献立をたて、昼食の材料は、新鮮な旬の魚、野菜を使用しています。
(2)幼児食
- 季節の野菜や果物類・海藻・小魚・豆類などの食材を使い、鉄分やカルシウム、ビタミンを摂取できるようにしています。
- 添加物を使わず、昆布・かつお・椎茸・煮干・鳥ガラでだしを濃く取り薄味で素材の旨みを生かした献立です。
- 咀嚼の発達を促すために、ひじきや昆布、噛みごたえのあるおやつ、生野菜を食べやすく提供しています。
- 3歳以上児は、副食費として4,500円/月徴収しています。また、クッキングや栽培を通して食への関心を高めています。
- 行事食を大事に考え、毎月のお誕生会では、その行事に応じた献立を考えているので、子ども達は楽しみにしています。
- 白ご飯のおいしさを味わってもらう為に、品質のよい、国産米を厳選して提供しています。(3歳以上児は白ご飯を持参)
- 毎月1回給食会議を開催しており、子ども達の給食での様子や量について話し合い、子どもたちの声を聞きながら、子どもの食事について常に考えています。
- 給食の材料は国産のものを使用しています。市場調査を行い、毎日新鮮で安全な野菜を仕入れてもらうよう心がけています。また、間食は週に3〜4回の手づくりおやつを心がけており、スキムミルクで作ったカルシウムたっぷりのミルクとおやつ・特製手作りヨーグルトなどを提供しています。
- 愛情弁当の日を月1回程度設けています。
![]() 夏野菜作り |
![]() かたつむりランチ |
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![]() こいのぼりランチ |
![]() 鶏飯ランチ |
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![]() ケーキ作り |
![]() 愛情弁当の日 |
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《特製ヨーグルトについて》
- スキムミルクで作りますので低脂肪です。
- スキムミルクはタンパク質、カルシウム、ビタミン類が豊富に含まれています。
- 保育園で作るので無添加です。
- 果物やカルピスを混ぜているので子どもも食べやすい味になっています。
【備品の紹介】
- 調理室の害虫防除は、年間を通して、業者による点検を実施しています。
- 食器、調理器具は高温洗浄し、保管庫で消毒・乾燥を行います。
- 調理の職員・保育士は、手洗いの後に必ずアルコールで滅菌消毒をします。
- 加熱調理は食中毒を防ぐために、毎回中心温度が85℃以上であることを確認しています。