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聖愛だより2001年11月号

『時がある』
「時」という言葉は、ギリシャ語には二つあります。一つはクロノスといって、時計やカレンダーで正確に示すことのできる物理的な時のことです。もう一つはカイロスと言います。それは私たち一人ひとりに予期せぬ出会いが起こる「時」を表す言葉です。
普段、時計やカレンダーとにらめっこしながら生活している現代人にとって、クロノスは分かり易いと思いますが、カイロスとなるとわかり難しいのではないでしょうか。例えば、私たちが「柿の実は秋に落ちる」と考えるとき、柿が落ちる「秋」という時は誰でも予測できる時ですから、クロノスということになります。ところがもし、お腹が空いていたとき、家の柿の木から熟した柿が一個、ポタンと落ちてきて、おいしくいただいたならどうでしょうか。「なぜこれが今落ちたのか。」「秋だから」というのでは説明になりません。この時がカイロスです。私たちは予測可能なクロノスだけでなく、不思議な出会いのカイロスの中でも生きているのです。
子育てにはこぼ二つの時に対する感覚が必要だと思います。心理学は子供の発達課題に関する「知識」を与えてくれます。しかしそれだけで我が子の成長を考えてしまう過ちを、現代の私たちは犯していないでしょうか。子ども一人ひとりにはその子特有の時があります。心理学の教科書どおりでないからといって、いたずらに気をもむのではなく、その子に与えられた神様の時を知る「知恵」も必要です。
副園長 早坂文彦


≪11月の行事予定≫
日付園の予定職員の予定
1日(木) 主任保育士研修〜2
2日(金) クリスマス勉強会
3日(土)保護者会主催 自然教室 
5日(月) 年少話し合い
6日(火)合同礼拝(つき、ほし) 
7日(水)子育てサークル(レインボー、プーさん)職員会議
8日(木)体験実習(石神中学生3年生)年長話し合い
9日(金)防火パレード(つき、ほし)聖書研究「タラントの会」
10日(土)バザー 
12日(月) クリスマス話し合い
13日(火) ケース会、園内研修
14日(水)東北電力 芋掘り(つき)マネージャー会議
15日(木) 聖書研究「めぐみの会」
20日(火)収穫感謝祭 
21日(水)子育てサークル(レインボー) 
22日(木)感謝訪問年長話し合い
27日(火)合同礼拝(つき、ほし)自主研修発表
28日(水)子育てサークル(プーさん)給食会議




秋を探しに行こう

山の木々も色を変え、朝夕は随分と肌寒くなって来ましたが、天気の良い日は、戸外に出かけるのが楽しい季節になりました。
子供たちもお友達と一緒に出かけるお散歩は特別なようです。
  • てんし組
ベビーカーに乗り、いつもとは違う風景を楽しんでいます。
  • つぼみ組
歩くことが楽しくて、平坦な道から砂利道、坂道と上がり下がりする道を一歩ずつ踏みしめて歩いています。
時には砂利に足を取られて転ぶ事も・・・・・・。
転んで見つけた石も宝物です。
  • はな組
木の実を見つけると大切そうにポケットに入れたり、手に握りしめて見つけた喜びを味わっています。
  • ファミリークラス
道のわきに咲いている草花を見つけ、園に帰ってから図鑑を見てどの花か調べてみたり、集めてきたものを見立てて遊んだりして、友達同士の会話も弾んでいるようです。


収穫感謝祭11月20日

現代は物あふれ、欲しいものは何でも手に入る時代となりましたが、日々与えられている神様からの恵みに感謝し、心から賛美したいと思います。
当日は野菜や果物を一人一人持ちより、また先日行われた芋掘りや園の夏野菜の収穫を合わせて感謝致します。また、お家で収穫出来たものか、お手持ちの野菜や果物がありましたら、どちらか一品を前日か20日の朝に持たせて下さるようにお願いします。
持ちよった果物や野菜は、おやつに使用させていただいたり、ご近所の方へ持っていき、収穫の喜びを分かち合って感謝したいと思います。


感謝訪問11月22日

身近に働く人を通して、働くことの尊さや、社会の人々の様々な関わりを知り、日頃お世話になっている方々を訪問して感謝の気持ちを表します。

つき平田小児科医院、消防署 プレゼント品
「クリスマスリース」
≪ファミリークラスで製作≫
ほし東北電力、原町二小
なみ原町自動車教習所


大地震発生引き渡し訓練を終えて

お子さんを安全に確実に保護者へ引き渡すための訓練を実施しました。