『小さなものの中におられる神』
園長の保育雑話(71) |
小さくても全体を変えてしまうものがあります。先日、病気の両親の世話で夜遅く帰宅した私達の夫婦のために、息子がハヤシライスを作っておいてくれました。息子がこんなことをしてくれたのは初めてのことで、心身ともに疲れきった私達にとっては格別においしいハヤシライスでした。 幼子たちの笑顔も、陰鬱な気分を一瞬にして変え心を癒してくれるものです。「幼子たちが私の存在を喜んでいてくれる。」このことはとても大きな励ましです。すべての親御さんそして保育者にとって、このことが何よりも大きな心の支えとなっていることでしょう。 イグナティオ・ロヨラという聖人は「すべてのものの中に神を見出す」ことを勧めました。神は小さなものの中におられます。その小さなものがより大きなものを支えているのです。ですから私達はその謙虚さを失ってはならない、特に幼子に対する畏敬の念を失ってはならないと思うのです。 ある詩人は、次のように詠いました。「あなたの子は、あなたの子ではありません・・・あなたを通ってやってきますが・・・あなたのものではないのです。」子供は私たちが作った存在ではなく、神から「預かった」もの。そう思って子供を見ると、確かに神様の子供のように見えてくる・・・。そういう親バカは許されるのではないでしょうか。 副園長 早坂文彦 |
9月の保育目標 主題『気づいて』暗唱聖句「人の子は仕えられるためではなく仕えるために来た」 マタイ20:28による福音書 | |||
歳 | 保育目標 | 保育内容 | 保育者の配慮 |
0才児 |
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1才児 |
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2才児 |
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3才児 |
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4才児 |
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5才児 |
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『おじいちゃん・おばあちゃん待っててね』〜「一人暮らし老人の集い」、主催:原町市社会福祉協議会〜 つき・ほし組の子供達が招かれて参加します。 今、歌やお遊戯を見ていただこうと練習しています。 | |
1.日にち
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3.内容
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プレゼントも準備しています。 子供達が散歩に行って拾い集めた、小枝や果物・花の種子を飾り付けた木製の”お手紙入れ”です。 手作りカードも添える予定です。 |