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聖愛だより2002年2月号
 
 
 

 あちらこちらでは春の準備が始まっていますが、まだまだ寒い日が続いている毎日です。
 子どもたちは、園庭の水溜まりに薄く張った氷を足で踏み割って音を楽しんだり、手で触れて冷たい感触を味わったりと、今ならではの遊びを楽しんでいます。

 
 
『聴くための沈黙』
 子どもと関わることは楽しいことです。しかしそれと同時に、非常に厳しい責任のあることでもあります。「子どもをあるがままに受容する」とよく言いますが、そのためには子どもの心を聴くことができなければなりません。
 人の話を聴けなくする心の作用のことをリスニングブロックと言い、全部で12あるそうです。ちょっとご紹介しますと・・・@自分と相手を比べる、A相手の心を読もうとする、B次に何を言おうかとリハーサルをする、C聴きたいことと聴きたくないことをふるいにかける、D「どうせこうだ」と決め付ける、E自分の考えにひたってうわのそらになる、F自分に引き付ける、Gアドバイスをする、H言い争う、I自己正当化をする、J急に話題を変える、Kご機嫌を取る。以上のすべてをしないですむ人はほとんどいませんが、少しでもこれらのリスニングブロックから自由であるための努力は必要でしょう。
 しかしこの12をいつも気にしていることはできません。どうすればいいのでしょう。沈黙の祈りは、自分の心の動きに敏感になる感性を高めてくれます。一日に五分でいいから、静かに心を沈黙させる時ときを持つ。一度試してみてはいかがでしょうか。
副園長 早坂文彦

 
≪2月の行事予定≫
日付 園の予定 職員の予定
1日 (金) 節分楽しみ会
おまんじゅう作り(保護者会主催)
自主研修発表
5日 (火) 一人暮らし訪問(つき)
          (世代間交流事業)
 
6日 (水) 子育てサークル(レインボー) 職員会議 
7日 (木)   年長クラス話し合い
8日 (金) しゃりん梅訪問(ほし) 年少クラス話し合い
9日 (土) 布団乾燥  
12日 (火) 合同礼拝(つき・ほし) 職員聖書研究(タラントの会)
 〜 保育・給食参観  
28日 (木)    
13日 (水) 子育てサークル(プーさん) マネージャー会議
14日 (木)   年長クラス話し合い
16日 (土)   保育研究大会
19日 (火)   職員聖書研究(めぐみの会)
20日 (水) 子育てサークル(レインボー) 企画会議
25日 (月) 愛情弁当の日 自主研究発表
26日 (火) 合同礼拝(つき・ほし)  
27日 (水) 子育てサークル(プーさん) 園内研修
28日 (木) 長寿荘訪問(つき) 給食会議


 

◆こんにちは、一緒に遊びましょう
                  (お正月遊び)/つき組
 近所に住む65歳以上の一人暮らしの方々と、年間を通して交流を持っています。
 今回は、数人ずつお宅にお邪魔して、昔の遊びを教えていただきながら、また、お正月遊びも一緒に楽しんでいます。
 2月の予定は、2/5日(火)の予定です。
 手土産は、布を裂いて三つ編みをした鍋敷きです。
 

◆長寿荘のおじいさん・おばあさんお元気ですか。
                  2/28(木)/つき組
 長寿荘主催のスポーツ大会にご招待を受けました。一緒にゲームをしながら楽しい一時を過ごしたいと思います。入居者の皆さんが、つき組の子どもたちと触れ合うことで元気になっていただけたら嬉しく思います。

★当日は8時30分までに登園をお願い致します。

 入居者の皆さんが”寒い冬も元気にすごせますように”と願いを込めて一人ひとりにプレゼントするためにマフラーを編んでいます。
 

<友だちの輪>     −−各クラスから−−

てんし組

段ボール箱に穴を開けました。あれ!?不思議に思った子どもたちは、穴を覗き込み、手を入れ、ひっくり返してもぐりこんで・・・次々にお友だちが集まってきて−。いつの間にか顔を合わせて、太鼓遊びになってしまいました。

つぼみ組

お部屋には、大きなダンボールの家。一人の子が中に入り、ままごとを始めると、自然に子ども達が集まってきます。「交ぜて」と聞きながら、自分で「いいよ」と応えてままごと遊び。保育者がお客さんになり「○○ください」と行くと、他の遊びをしていた子も料理をする人に大変身です。

はな組 ままごとに手袋人形を登場させて何やら楽しい会話。小さなスペースを準備すると友達が集まり居心地良さそうに会話が深まっています。また、気の合った友だちと手をつないで誘ったり、離れたりの繰り返しの中で色々な相手の気持ちを受けとめています。
ひかり組 午睡後の着替えでは、進んでまだご用意の終わらない友だちへのお手伝いです。皆で一緒におやつを食べたい。皆で一緒に絵本を見たい。という思いが伝わってきます。なみ組さんは’末っ子特権’とばかり甘えてみせます。
みず組 つき組さんにかるたを読んでもらったり、こま回しを競争したりと自分たちで遊びを展開して楽しんだお正月遊び。これをきっかけに順番を守ることや譲り合うことなどに、年下児は気づいたようです。最近では、陣取り合戦に夢中ですが負けてしまったくやしさやあいこが続いて大笑いなど、まだまだ遊びが続きそう。
かぜ組 年長児が中心にままごとと積み木遊び。「まぜて」と年下児も自然に仲間入りして’こうだよね’’こうしよう’と相談して自分たちの世界が広がっています。このことがきっかけとなり戸外では、クラス皆で鬼ごっこを楽しんでいます。時にはなみ組さんも鬼になりルールを教えてもらいながらはりきっています。