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聖愛だより2002年6月号

空模様が気になる季節となりました。
雨の日は、なんとなく気持ちもふさいでしまいますが、子どもたちは室内で色々な遊びを楽しんでいます。
この時期は、蒸し暑い日が続いたかと思うと、急に肌寒い気候に逆戻りして、体調を崩しやすくなりましので十分健康に気をつけて過ごしましょう。


≪「赦し」を知る≫

社会全体のあり方が問われています。家庭、保育園・学校、会社、地域社会、国家を含む、あらゆる共同体・組織のあり方が問われています。社会が抱えている問題は、わたしたち一人ひとりの問題です。人間にとって必要な最も大切なことは、何か。それは、人は誰でも過ちや失敗をしますが、その時に必要なことであり、謝罪すること・謝ることです。
先日の朝日新聞(五月二八日「こころ」)に、「『謝る』とは」のテーマについて読者の意見が寄せられていました。謝るとは、「原点に返って考え直す」ことであり、「『原因究明』『責任』『事後策』」を必要とし、「過ちを認めて後世に伝える」ことである、と。しかし、現代社会は、「個人の顔が見えぬ時代」で、「幕引き感覚でその場しのぎ」の謝罪が多い等々。謝ること・謝罪のあり方と大切さについてと同時に、その難しさについて記されていました。
謙虚になって考えると、人は誰でも許しを必要としていることに気づきます。人間は許されなければ生きていくことの出来ない存在です。すべての人間が過ちを犯すからです。犯した過ちは、謝罪し、許されなければ、その人に平安はなく、あsらゆる共同体・家庭・職場・社会に平和はありません。互いに、犯した過ちは誠実に謝罪し、許し合うことが必要です。
しかし、人間の許しは完全ではありません。より大切な事歯、神の「赦し」(=「愛」)を知るとき、わたしたちと社会全体は、真の平和を得ることが出来ます。

チャプレン 末留英夫


≪6月の行事予定≫
日付園の予定職員の予定
1日(土)親子遠足(愛情弁当) 
3日(月) 年長話し合い
4日(火) 年少話し合い
5日(水)子育てサークル(レインボー) 
6日(木)花の日・子どもの日
(長寿荘訪問)
職員会議
10日(〜26日)(月)保育参観・給食試食 
11日(火)合同礼拝(つき・ほし)
蟯虫卵・尿検査
健康診断(てんし、つぼみ、はな)
 
12日(水)健康診断(かぜ、みず、ひかり)
歯科検診(全園児)
子育てサークル(プーさん)
 
13日(木)小人さんの音楽会マネージャー会議
17日(月)しゃりん梅訪問(ほし)ケース会議
19日(水)子育てサークル(レインボー)企画会議
21日(金)世代間交流事業 柏餅作り(つき組) 
24日(月)しゃりん梅訪問(ほし) 
25日(火)合同礼拝(つき・ほし)聖書研究「タラントの会」
26日(水)子育てサークル(プーさん)給食会議
27日(木)小人さんの音楽会園内研修
28日(金) 聖書研究「めぐみの会」




どうやって作るの?

≪柏餅作り≫ ご近所のおばあさんとつき組 6つき21日(金)

若葉が茂るころになると、店頭においしそうに並ぶ柏餅。
「どうやって作るの?」「どうしてカシワの葉に包むの?」
ご存知ですか?今は家庭ではあまり作らなくなった柏餅ですが、美味しく作るコツなどをおばあさんに教えていただきながら一緒に作り、交わりの一時を持つ予定です。


小人さんの展覧会(ファミリークラス)

一年間を通して色との出会いや毛糸で編む織り機など、一人ひとりが楽しんで「小人さんのお仕事」を行っていきますが、その作品を玄関の前の所に展示いたします。お子さんがどんなことに興味を持ち取り組んでいるのか、作品の仕上がり等、ぜひご覧になって下さい。どうぞお子さんを送迎される際玄関にお立ち寄り下さい。

各クラスの入り口の壁に掲示板を設置しましたがこれを活用して、散歩に出かけた時の様子や友達と関わっている様子等、随時保育の様子を写真で展示いたします。
お楽しみにして下さい。


保育・給食参観 6/10〜6/26

保育参観 午前9:00〜希望時間まで
給食試食 午前11:40〜12:30

0・1・2歳児は、友達や保護者と一緒に安心して遊びを見つけ楽しんでいる様子を3・4・5歳児(ファミリークラス)は、異年齢の友達を遊びを展開したり、協力しながら役割をすること等を見ていただく予定です。
先日のご案内で、右側の日にちが6月中を5月中と、間違っておりました。お詫びして訂正します。


はだしのすすめ

子どもぼときから、なるべくはだしで大地を踏ませる週間をつけさせることは大切です。足指でふんばるからすべらない、足指の鍛錬になるということだけではありません。私たちの手や足は童子に、感覚器官でもあるのです。大地を裸足で踏んだときの感触・圧覚などは、足の皮膚・筋肉・腱などにある感覚の序容器をとおして中枢神経に伝えられ、この情報は大脳の運動野から調整の再命令として足の筋肉に送られてきて、足の運動はうまくつづけられるわけです。
<参考文献:足のはたらきと子どもの成長>
現代は、常にクツ下をはきクツも厚底のものをはいていますが、長時間歩いたりする時には良いようですが、短時間の運動の時は裸足か靴をはいても、足指が良く動くように素足にはくことをすすめられています。
保育園でも足の裏の土踏まずの形成が大切であることを再確認し、ファミリークラスの子どもたちを中心に、戸外遊びの時間は、裸足になっています。これからも肌寒い日以外は裸足で元気に過ごしたいと思います。