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聖愛だより2003年11月号

 


箴言二三・ニ六  わが子よ、あなたの心をわたしにゆだねよ。
喜んでわたしの道に目を向けよ

 父から子へ、「あなたの心をわたしにゆだねよ」と言えることは幸いです。「あなたの心」とは、全身全霊をもって、ということです。勿論、子自身は意識
しません。大概思春期を迎える頃まで、子は全幅(ぜんぷく)の信頼を親に置いています。はたから見て親が悪くても、子はすべてを信頼して委ねてきます。わたしは自分の子にどうだったかなと考えます。反省もしています。
 本当に、自分の子の心をちゃんと受けとめていたのだろうか?かなり疑問です。子は何の疑いもなくすべてを委ねているのに、その心をしっかりと受け止めてはいなかったのではないか?仕事に忙しく、遊びに忙しくして自分で言い訳をしていたのです。親がいなくとも子は育ちます.しかし、親がいればこそ責任も大きいと思うのです。子に無理な犠牲をしいてはなりません
 親が生きるためには仕方のない状況もあります。でも、親たちの楽しみのために犠牲を強いてはならないのです。これぐらい、は積もり積もって山となります。子が喜んで親の生きている道に目を向ける、そういう生き方を目指し、きちんと親となるためにもがんばりましょう。それには時間が必要です。一生懸命という課程が大切です。失敗するかもしれません。それでも良いと思います。


        チャプレン 村川政勝



≪11月の行事予定≫
日付園の予定職員の予定
5日(水)子育てサークル(レインボー)職員会議
6日(木) 県の指導監査
7日(金) 年少会議
10日(月) 年長会議
11日(火)合同礼拝(ほし・つき組)ケース会議
12日(水)子育てサークル(プーさん)マネージャー会議
13日(木)小人さんの音楽会 
14日(金) バザー打ち合わせ
15日(土)バザー 
17日(月)愛情弁当の日年長会議
18日(火)収穫感謝祭聖書研究会(タラントの会)
19日(水)子育てサークル(レインボー)企画会議
20日(木) クリスマス勉強会
園内研修
21日(金)感謝訪問 
25日(火) 聖書研究会(めぐみの会)
26日(水)子育てサークル(プーさん)給食会議
27日(木)小人さんの音楽会保育士部会
28日(金) 自主研究発表

  感謝訪問    11/18(火)

 日頃、お世話になっている方々へ、手作りのプレゼントを持って訪ね、感謝の気持ちを表します。(ブドウとタマネギんの皮を利用して絞り染めのテーブルクロスを製作予定)

 (日程)9時〜  礼拝
     9時30分〜各訪問先へ
           ○月組・・・平田小児科、消防署
           ○ほし組・・・東北電力、原町第二小学校
           ○なみ組・・・原町自動車学校、しゃりん梅


  東北電力さんの畑にて・・・芋掘り    11/7(金)

 市内の保育園児が、東北電力さんで育てたサツマイモ掘りに招待されます。
月組の子どもたちが代表で出かけますので、長靴とスモックの準備をお願いします。収穫したお芋は、給食のメニューにしてもらったり、各クラスで調理をしたりして、みんなでいただきます。


  秋の自然は楽しさ、不思議がいっぱい
○てんし組〜 保育者と手をつないで歩けるようになった子もいます。小石があるとつまみ取り、草花を見つけると大喜びで指差しして道草を楽しんでいます。乳母車に乗ってい る子たちは、犬の鳴き声などが聞こえてくると、どこから聞こえてくるのかとキョロキョロあたりを見回したり、木の実を見つけてもらって大喜びです。

○つぼみ組〜 歩くことが楽しくて凹凸砂利道、坂道も何のそのです。お山登りも得意にな って上にたどり着くと大喜びで、宝物探しが始まります。見つけた物は、ポケットに入れて持ち帰ります。

○はな組〜 自分たちの背たけほどの雑草が生い茂った林のクネクネ道でも、草をかき分けて歩きます。はじめの戸惑いは、いつの間にか楽しさに早変わり、子どもたちの冒険心は膨らみます。

○ファミリークラス〜 目的を持って山々へ出かけていきます。見つけた色とりどりの葉や花は、電話帳に挟んで押し葉や押し花を作ります。また、木の実をみつけてきたら様々な物に見立てて遊んだり、オブジェ作りに役立てます。不思議な物、名称の分からない虫などを見つけると図鑑で調べたりもします。

  これから迎える冬に向けての秋の深まりを、子どもたちと楽しみ、不思議な発見を体験していきたいと思います。子どもが見つけた「不思議」は、また新たに見つける「不思議」の土台です。自然の不思議を見つけ、友達と交わりを深めながら、心も体もたくましく成長出来るよう願って保育を進めていきます。


  〜あいさつを交わしましょう〜

 保育園を出ると町の人々に会う機会が多くあります。保育者があいさつすると、子どもたちもあいさつするようになりました。声をかけ合うことで会話が生まれ、また、かわいがられることで小さい子どもたちも、たどたどしい言葉で声を出し、手を振ったりと良い交わりが生まれます。地域の方々とのつながりを持てることは嬉しいことで、大切なことでもあります。
  保育園では園外に出た際には、次のことを大切にしています。
   (1)出会った人々にあいさつをする。
   (2)ゴミを見つけたら拾う。
   (3)身近な自然の素晴らしさや良いところを伝える。

  一人ひとりが地域社会の一員であることを、小さい時から感じられる機会を大切にしたいと考え、出来ることから実行するようにしています。