聖愛だより2005年7月号へ

聖愛だより2005年9月号へ


聖愛だより2005年8月号



「耐えながら子どもを見る」

 いつもべったりと子どもに寄り添っている親、自分の子のすべてを知り、支配しようとする親にはそれなりの自己満足はあるでしょう。でも、そのことが本当に子どもを生かし、その幸せを願うことにはなりません。いつも親子の距離を認識して、それに耐えている親の姿を通して、子どもはやがて真の愛を習い、それを真似することが出来るようになるのです。

 最近、思ったらすぐに口に出してしまい、行動してしまう大人も子どもも増えています。それは自分のためだけです。相手を生かす、成長させるためにはじっと「耐える」ことが必要になります。「耐える」ことを知らなくては本当に愛することは出来ないのです。耐えながら子どもを見ることが出来ないのは、周囲の大人から身をもって教えられていないのではないか、本当に愛された経験がないのではないかと思います。

 人格をもって生きることは厳しいのです。それは相手を自分の「もの」にすることを禁じます。また、判断も決断も丸投げで相手に任せてしまう安易さを許さない生き方です。自分の生き方には自分が責任を持つのです。これが、愛する相手に独自の世界を許しながら愛し続ける行き方です。


        チャプレン 村川政勝



≪8月の行事予定≫
日付 園の予定 職員の予定
1日 (月) 小人さんの音楽会  
2日 (火) 避難訓練  
3日 (水)   職員会議
4日 (木)   年少会議
5日 (金)   年長会議
8日 (月)   夏季セミナー(9日まで)
9日 (火) 合同礼拝 (キリスト教保育連盟)
10日 (水)   マネージャー会議
13日 (土) 弁当の日  
15日 (月) 弁当の日  
16日 (火) 弁当の日  
17日 (水) 子育てサークル(レインボー) 企画会議
18日 (木) ポップコーン(クラブ)  
19日 (金) 卒園児交流 お泊まり会打ち合わせ
サマーコンサート 花火大会
 
22日 (月) 小人さんの音楽会  
23日 (火) しゃりん梅訪問  
24日 (水) 子育てサークル(プーさん) 給食会議 原町保連役員会
25日 (木)   施設長部会 構造化会議
27日 (土) お泊まり会(つき)
  場所:原町聖愛保育園
 
28日 (日)  
31日 (水) 子育てサークル(レインボー)  

  サマーコンサート・花火大会

 日時:8月19日(金) pm6:00~
 場所:原町聖愛保育園 園庭(雨天時ホール)
 主催:原町聖愛保育園保護者会

  ―どちらも無料―

 小人さんの音楽会でいつも素敵な音色を聞かせて下さる、三沢真知子先生と草野真樹先生に他の楽器も加わり、5人で懐かしい童謡を中心にその他の曲も演奏していただきます。
 コンサート終了と同時に、園庭で花火大会も行います。ぜひ、ご近所の方やお友達を誘っておいでください。
  *雨天の場合、コンサートはホールで行いますが、花火は20日(土)に延期します。

   お泊まり会   〜卒園児交流事業〜

 日時 8月27日(土)〜28日(日)
      午後3時30分〜翌日10時まで
 場所  原町聖愛保育園
 対象児 つき組、小学生3・4年生

 小学生と一緒に仕事の役割を分担し、協力し合って成し遂げたり、楽しんだりして過ごします。
 今年も野外気分を更に盛り上げてくれる‘‘ドラム缶風呂‘‘をする予定です。
 《19日(金)に、細かい打ち合わせやグループ作りをします。》

   『平和』を願って

  8月は原爆記念日(広島8/6、長崎8/9)終戦記念日(8/15)があり「平和」について考えさせられる時です。
 保育園では、毎日の礼拝の中で、世界中の様々な苦しみの中にいる人々の為にお祈りをしています。
 ぜひ、ご家庭でもこの機会に、家族の皆さんで平和について話し合ってみてください。
 ファミリークラスでは、特に平和について考える絵本の読み聞かせをしています。絵本の貸し出しコーナーもあります。
 ―ぜひご利用下さい。(絵本貸出日:毎週金曜日)−

   力になる体験を

 夏祭りでは園庭に川を作り、子どもたちが笹舟を流したり、釣りの疑似体験をしたり、つぼみ組やてんし組でも安全に流れを体験できる場を作りました。いかがでしたでしょうか?
 今年度は『森と川』をテーマに保育を展開しています。春の親子遠足、保護者会レクリエーション、夏祭り、今後は運動会に向けて日々の保育のなかでも、関連性を持たせた保育を行っていきます。
 体験したことがその場限りにならぬよう、体験が積み重なって自分のもの(力)にしていけるような、また、そのことを家族と共有できる経験が出来るようにしていきたいと考えています。
 栴檀の木の上に“お家”(砂場の上)が出来ました。使えるのは、一番大きいつき組の子どもたちだけですが、年下児には、「つき組になったら使える」「早く登ってみたいなぁ」という、待つ楽しみも伝えていきたいです。


   言葉の発達を促すために・・・

 個人差などもありますが、ことばや発音を正しく身につけることは、日ごろ当たり前に行っていることが、実は大切な役割をしています。

 ●柔らかい食べ物ばかりではなく、良く噛む必要がある硬い物や繊維質のものをとる。
 ●はみがきや喉をうがいすること(ガラガラ)、ストローで吸う、吹く、なめるなどをする等々。

 日常生活の中でも構音器官の訓練となり、発語を促すことになります。そして、豊かな言葉を引き出すには、聴く力を育てる豊かな体験、経験をする、共感の言葉で分かり合う、安定した親子関係を作ることも大切です。

   運動会  10月1日(土)

      会場  原町第二小学校  体育館

    テーマ  「森と川」

 保育園では年間を通して、“自然に触れる”ことを積極的に取り入れて来ましたが、その度毎に子どもたちは面白さを見つけ出し、夢中になって遊んだり、様々な情報を共有し合ったりしています。
 運動会までに様々な経験、体験を生かして表現したり、また、競技の体験を通してこれからの活動のきっかけができるよう、内容を検討しています。どうぞお楽しみに。



夏まつり子ども作品展 (石の作品集)
「かお」 「スイミー」 「かおと虫」
「指絵」 「足型で熱帯魚」 「レストラン」
「かお」

園庭のせんだんの木にやぐらができました。 先生方の手作りの川

わんぱくえんそく 「いこいの湖畔」

救急救命講習会