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慈眼寺周辺案内図

地図
東急新玉川線用賀駅で下車 南口より徒歩15分

参道の入口に庚申塔がある。塔の前には、誰が置くのか、供花が絶えない。参道の奥にめざす慈眼寺の本堂がある。 まず本堂にお参りしよう。境内の墓地には、探偵作家甲賀三郎の墓もある。 慈眼寺の左手が旧御嶽社の玉川神社で、 もとは当寺が別当を兼ねていた。 崖の上からの眺望を楽しむもよし、 目をとじて野鳥の囀りにしばし耳を傾けるのもよいだろう。


慈眼寺周辺散歩
古きよき南武蔵の面影を 六郷用水にそって
慈眼寺―静嘉堂文庫―岡本民家園
岡本民家園

岡本民家園(旧長崎家)
静嘉堂文庫
岩崎家の別邸で、尨大(ぼうだい)な数の和漢書類や、宗達筆六曲屏風、倭漢朗詠集などの 国宝があるが、閲覧には紹介者が必要だとのこと。 見晴しのきく日には、庭園から四季おりおりに変化する多摩河原や、遠く箱根連山から富士までを望むことができるという。
岡本民家園
慈眼寺の開基、四郎左衛門の末孫にあたる長崎家で、世田谷区有形文化財に指定されている。 江戸時代の素朴な建築物が、周囲の現代的な住宅と見事調和をみせているのもおもしろい。
深山幽谷

深山幽谷・・・等々力渓谷
多摩河原に遊び 野鳥の楽園等々力渓谷へ
慈眼寺―多摩河原―等々力渓谷
多摩の河原
多摩の河原に出て、新鮮な空気を胸一杯に吸いながら、歩いてみよう。陽のひかりはさんさんと降りそそぎ、 ふきすぎてゆく風にさえ、四季おりおりの香りがある。
等々力渓谷
渓谷へ一歩足を踏み入れると、雑木に囲まれた周辺は、 翡翠(かわせみ)や鴛鴦(おしどり)などの囀(さえず)りにつつまれ、さながら深山幽谷の雅趣(おもむき)・・を満喫できる。 慈眼寺から等々力渓谷まで、ゆっくり歩いて2時間もみておけばいいだろう。