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社会福祉法人 木曽社会福祉事業協会

児童養護施設とは?CONCEPT

家庭に代わって子供たちを養育する場

児童福祉法第41条に「児童養護施設は保護者のいない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させてこれを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設とする」とあります(一部省略)。

児童養護施設は、様々な事情により家庭で生活できない子どもたちが共に暮らす場であり、家庭の代わりに子どもたちを養育する場です。


木曽ねざめ学園

木曽ねざめ学園は、信州・木曽谷にある児童養護施設。周囲を山々に囲まれた自然豊かな場所にあります。

当園には2~18歳の子どもが入所しています…と言うと「授業はどうしているのですか?」と聞かれることがありますが、ここは子どもたちの生活の場ですので授業はありません。子どもたちは毎日、バスや電車に乗って学校へ通っています。


平日、朝起きて顔を洗い、朝食をとって学校へ。夕方から夜には園に帰ってきます。おやつを食べて宿題をして、自転車やキャッチボール等外遊び、ゲーム、TVを見たりして過ごします。夕食と入浴を済ませたら就寝です。中高生は部活動やアルバイトで帰りが遅くなる時もあります。


休日は、平日よりも少し遅い起床になります。宿題を済ませていれば自由時間。自分の部屋でひとり過ごしたり、みんなとリビングでカードゲームやお話をしたり、外遊びに行ったりします。お買い物や旅行に行く時もありますし、地域行事に参加させていただくこともあります。


2021年5月、老朽化により施設を建て替え、新園舎での生活がスタートしました。
ユニットと呼ばれる一般家庭と同様の設備の整った施設で、6~8人単位で生活をしています。少人数でより家庭に近い環境で生活することで、心身の安定を図りながら一般家庭での生活経験を得ていきます。



ユニットでの生活

リビング

リビング・ダイニング・キッチンがひとつの空間にあり、ラグを敷いてゆったりゴロゴロTVを見られます。
TVやDVD、YouTubeが大好きな子どもたちには至福の時間…。
ダイニング

8人まで一緒に食事ができる大きなダイニングテーブルがあります!ここでは勉強したり雑談したり、食事以外でもみんなが自然と集まる場所になっています。
キッチン

普段の食事は調理職員が厨房で作ってくれたものを食べていますので、スープを温めなおしたり、ユニットのみんなで手作りおやつを作る時に大活躍します。
居室

ひと部屋2~3人で使用していますが、中高生は個室になる場合があります。あんまり広くはないけれど、自分用のタンスとベッドがあるので、自分のスペースが確保されます!
洗面・脱衣所

洗面台が2か所あるので、朝の忙しい時も大丈夫!
浴室

普通のお家のお風呂です。
旧園舎ではひとりで入るには申し訳ないくらい大きな湯舟にタイルの壁の、とても寒い浴室でした。

バナースペース

木曽ねざめ学園

〒399-5608
長野県木曽郡上松町荻原1211-1
TEL.0264-52-2313
MAIL. nezameg@kisoshaji.net