「劇団 風の子」を毎年お招きしています

毎年、子どものための劇団「風の子」をお招きしています。子どもたちは、風の子さんがくるとなると大喜び。上演中は、ずっと目を輝かせて、声をたてて笑い、おはなしの世界に入り込みます。質の高い、語りかけられる喜びを、直にたっぷりと味わえる時間でもあります。
みのり幼稚園で演劇を楽しむことの一つに、「共通の体験をして、感動を共にする」ことがあげられます。嬉しい場面、ドキドキする場面があると、お友達や先生と目と目をあわせて、にこっと笑いあったり、たくさんの感情を深く共感しあう子どもたち。劇中の歌を覚えては、数か月たっても、みんなで口ずさむ姿があります。一人が口ずさむと、共鳴するように、みんなが同じように歌いだすのです。
そして、もうひとつ。子どもたちには、幼稚園時代に風の子さんと出逢っておいて欲しいという願いがあります。 「うそっこの本当」という子どもたちの遊びを表現した言葉があります。
「うそっこの本当」のなかに本当に大切なことがたくさん入っています。風の子さんの作品には、たくさんの「うそっこの本当」と「生きる喜び」があふれています。
人生においても、観劇することの喜びと楽しみを大切にして欲しいと願っています。

※劇団風の子について詳しくは
風の子とは│「劇団風の子」は日本全国及び海外での公演をしている児童演劇専門劇団です (http://www.kazenoko.co.jp/)

いろんな楽器を楽しみます

園には大太鼓、中太鼓、小太鼓、グロッケン、ベルリラ、シンバルなどの色々な楽器を備えてい ます。どの子どもたちも普段から色んな楽器に親しみ「もっと弾いてみたいなぁ」と心の底から感じ てくれる「意欲の芽」を育てていく、そんな教育環境を大事にしたいと考えています。

「世界の人形」で遊ぶ願い・・・

子どもたちが遊べるイギリスの人形を、スウェーデンより取り寄せました。以前園長が、スウェー デンの保育園見学に行った時、子どもたちが使っていた人形が印象に残ったのでむこうの業者に 依頼したものです。写真では分かりにくいと思いますが、車イスの人や杖を持った目のご不自由な方、肌の色もいろいろな色、年齢も赤ちゃんからお年寄りまで様々揃っている人形です。まさに世界中の全ての人たちが集まっている、と言う言葉がぴったりあてはまります。みんな違ってみんな いい、と言う言葉がありますが人形達で身近に遊びながら、どんな人にも優しい大人に育って欲し いと願っています。なくならず片付けしやすいように、運転手さんが収納箱を作ってくれました。年長5クラスに全部配置しています。

ミニ畑を作りました

幼稚園前の駐車場と園庭の片隅に、小さな畑をつくりました。大きな園芸場は、少し離れていて、 毎日観察というわけにはいかないので、いつも朝登園すると野菜の成長が目に入るよう工夫して みました。キャベツ、さつま芋、枝豆など観察し、収穫後、園児たちにわけ、皆で味見をしています。

「みのり大人文庫」 があります

正門を入った横に、小さな「みのり大人文庫」コーナーがあります。ついつい子育てにおわれ、図書館で自分の本を選ぶ時間もない時もあります。
「大人こそ本を読もう」をテーマに、保護者むけの子ども関連の本や漫画を揃えています。
教職員も、保護者も子どものお迎えのついでに、靴も脱がず、自分で貸出ノート(本のタイトルはプライバシー尊重のために、わからないようになっています)に記入をして借りることができます。かけがえのない子育ての一助となればと願い、設けています。