本園のぞうけいの時間は、専門の先生をお招きして楽しく活動しています。
陶芸家であり、多摩美術大学非常勤講師でもある小笠原森先生です。
子どもたちそれぞれの表現を全部受け止めてくれ、引き出してくれる楽しい時間です。
いろいろな素材と出会いながら、それぞれの違いを認め合い、自分を表現する場でもあります。持ち帰る作品は、家族にとっても宝物。世界にひとつの作品は、家に飾れば、素敵なギャラリーになります。
陶芸家であり、多摩美術大学非常勤講師でもある小笠原森先生です。
子どもたちそれぞれの表現を全部受け止めてくれ、引き出してくれる楽しい時間です。
いろいろな素材と出会いながら、それぞれの違いを認め合い、自分を表現する場でもあります。持ち帰る作品は、家族にとっても宝物。世界にひとつの作品は、家に飾れば、素敵なギャラリーになります。
作ったり、描いたりする遊び
小笠原森先生

私たちの周りには音楽や美術、文学、スポーツ、食など様々な文化があります。それらによって人間の生活は彩り豊かなものになっています。文化なしでは人は人として生きられません。そういった意味で人を人たらしめるのは文化であるといえます。
子どもたちも歌ったり、走ったり、描いたり、作ったり、毎日いろんなことをして遊び、過ごします。私たち大人にとっての文化は、彼らにとって全てが遊びです。
子どもたちの毎日の中には、本当にたくさんの遊びがあります。
大森みのりの造形はそんな子どもたちの遊びの中の一つとして、身近なものでありたいと思います。
したがって、大人たちが驚く様な立派な絵が描ける様になったり、みんなと同じことが出来るようになったり、周りより少しでも大人びた世界を表現できるようになる、そのような活動ではありません。情操教育でも才能を伸ばす目的でもありません。
そんなことより「いいこと思いついた!」「見て!いいの出来た!」といったキラキラした目と笑顔の方がはるかに大切だと考えています。
「やってみたい」「面白そう」を刺激するたくさんの遊びのお誘いの中から、子どもたちは素材や道具、新しい発見に出会い、それぞれの表現を楽しみます。
楽しみながらたくさんのことに気付き、考え、豊かな人になってゆきます。
余談ですが、私たち大人も文頭の様々な文化と同じように、子どもの世界に向き合い、素直 に驚き寄り添ってゆければ、毎日が少し豊かになるような気がするのです。
【小笠原森先生の略歴紹介(美術家/陶芸家)】
- 1978
- 東京都生まれ
- 2005
- 多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻陶研究領域修了
- 2006
- 第43回神奈川県美術展(大賞)
- 2022
- 小笠原森展/東京ガーデンテラス紀尾井町(東京) 他受賞歴・展覧会 多数
- 多摩美術大学工芸学科非常勤講師(2015〜)
- 多摩美術大学絵画科油画技法講座非常勤講師(2012〜2015、2018〜2022)
- 東京家政大学非常勤講師 他

国際化時代に対応して、月に1~2回外国人の先生のネイティブな英語を楽しく体験しています。
ABCタイムの外国人講師は、子どもたちの興味に即した質の高い楽しいカリキュラムで自然に英
語に親しめるように 楽しく遊んでくれます。